長野電鉄では3/14にダイヤ改正を行なうことを発表した。改正概要は以下の通り。
●4月18日から土日を中心に『特急ゆけむり~のんびり号~』を運転する。列車は、基本的に旧ロマンスカーを充当、下りについては特急停車駅の他に、村山橋で3分停車、桜沢で10分停車、信濃竹原で6分停車する。また、小布施で9分停車、夜間瀬川橋梁で徐行する。
列車にはアテンダントが乗車して観光案内と写真撮影でおもてなし、一部列車では小布施名物の栗おこわや栗コロッケを販売する。
●長野において、特急と新幹線の接続時間を15~20分台に設定する。
●長野1603発のB特急信州中野行を長野1537のA特急湯田中行に変更し、東京1356の速達『はくたか』から接続させる。また湯田中1158の特急長野行を1130発に繰り上げる。
●須坂959と湯田中934の特急の設定を見直し、信州中野906の特急に統合する。この特急は湯田中848の各停から接続、長野で上下『かがやき』に接続する。
●須坂駅ののりばを、長野方面1・2番線、湯田中方面3・4番線と分離してわかりやすくする。(但し早朝の信州中野方面3本は2番線発)
●善光寺御開帳にあわせ、5月末までデータイムのA特急6往復を善光寺下に停車させる。
●長野発最終列車を10分繰下げ、新幹線からの接続に余裕を持たせる。
北陸新幹線『かがやき』設定に伴い、首都圏へ大幅に時間短縮となった長野界隈、特急は新幹線との接続時間を考慮した設定となった。
まず、旧Hiseを使用した観光列車の設定、他社のように新造や改造しなくても車両自体が観光仕様だから、比較的コストをかけないで設定することができた。長野発は1101、金沢からの『はくたか』から接続するものの、東京方面からの接続は悪い。上りは長野着1343と早めの設定時間、東京行速達『はくたか』は16分と接続がいいが、金沢行『はくたか』へは7分とギリギリである。
長野に着いた後は須坂へ送り込まれるのだろうか。定期『ゆけむり』と独立した運用だったら、午後も走らせて温泉宿泊客を輸送してほしいところだけど、利用状況を見て増便を判断するのだろうか。せめて善光寺御開帳の時期は臨時便がほしかった。下りの桜沢10分停車は、北信五岳の見物と2本連続交換で一石二鳥である。『ゆけむり』同士の交換も見れるし。
新幹線と特急の接続がいいのは、夜下りと夕方上りが多い。特に最終特急は、10分繰り下げたことで最終『かがやき』から接続し、須坂からの先の東京発最終を2036→2104と28分繰り下げた。また、夕方の上り特急は30分着で上下『かがやき』に接続するようになった。だが、18時台の上り特急は湯田中→信州中野で部分廃止になったどころが、信州中野での接続が悪くなったのが残念なところである。
なお、先月10日から東京・神保町の書泉グランデでフリー乗車券が購入できるようになった。その一方、使用開始の1ヶ月~3日前まで現地でしか買えないフリーきっぷがあるのだけど、この差は何なのだろうか。
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