今日は午後からここ最近改修した駅を廻ることにした。
まずは北綾瀬へ。代々木上原からの北綾瀬行は、綾瀬で数分間停車、その間に中線を挟んだ向こう側のホームで逆方向の常磐緩行線との直通列車が発着する。中線で停車している綾瀬発着列車のドアを両方向開けて、車内を通れるようにすれば、すぐに乗り換えることができ、所要時間が10分短縮されるわけだが。北綾瀬から亀有松戸方面への需要がないのだろうか。なお、亀有方面から綾瀬駅0番線始発の北綾瀬行には、列車の後ろに乗っていればすぐに乗り換えができる。
北綾瀬は、綾瀬~北綾瀬間チョン行の3両の電車が発着するこの駅だったが、今年3月の改正で北千住、大手町方面に直通する10両編成も発着するように、10両対応のためホームは綾瀬寄に延伸され、南口が新設された。南口は改札と券売機があり、階段とエレベーターが整備されている。階段は思ったより狭く、2人分の幅となっている。出口の前が公園で、バス乗り場もないことを考えれば、妥当なところか。駅前のしょうぶ沼公園は菖蒲の見ごろ、イベントもやっていたせいか、南口の利用者もそれなりにいた。なお、ホームは延伸されたものの片面のままとなっているので、データイムは10両が6分、3両が4分で折り返すダイヤになっている。ラッシュ時もダイヤで苦労しているようだ。工事はまだ途中で、北口も環七を跨ぐ連絡通路を整備、駅全体のリニューアル完了は来年の12月になるとのことだ。今度は平日ラッシュ時に見に行きたいところだ。
北綾瀬からは乗り換えなしで代々木公園へ。そこから歩いて代々木八幡駅へ向かう。代々木八幡も今年のダイヤ改正で10両対応の島式ホームとなり、従来の地平駅舎の相対式ホームは撤去された。地平駅舎が橋上駅舎になる例はザラにあるが、同時にホームの構造と長さが変わる例は珍しい。橋上駅舎になったものの、これで完成ではない。現状では橋上駅舎には階段とエレベーターでしか行けないが、9月にはエスカレーターが整備されるとのこと。また、12月には山手通りの陸橋に直接抜けられる出口が整備される。そのための躯体は既に出来ている。3月から供用開始となった新しい島式ホームにはホームドアが整備されていた。
代々木八幡から下北沢へ。下北沢も今年の春改正時にコンコース北側に中央口を整備、コンコースを改札外と改札内に分けて、京王と改札を分離した。東口は去年12月22日にオープンしたものの、京王の入り口は完成してなかったから、小田急の東口を供用するような感じだった。それがコンコースを分けることで小田急の東口から分離、小田急中央口の前に京王中央口の改札が新設された。南西口側から京王方面へは小田急のコンコースを経由できなくなったから、2階の通路を経由することになる。また、この通路は旧南口と旧北口に抜けられることができる。今は仮囲いで囲まれたこの通路は、商業施設の入ったコンコースになるそうだ。改札が分離されたものの、仮囲いが多く、駅前も未整備なところがある。今後数年でどうなるか気になるとことだ。
下北沢からは井の頭線で渋谷へ。ハチ公広場、JRコンコースを経由して、今年1月から供用開始となった14番出口から副都心線コンコースへ向かった。渋谷からは東横線各駅停車で祐天寺へ向かった。祐天寺は中線が新設され、2年前から供用開始となった。デビュー直後の下りS-TRAINで中線を通過したことあるが、こうして降りるのは初めてである。下り列車で中線を使って各駅停車を追い抜くのは、このS-TRAINだけで、それ以外は上り列車となっている。一つの通過線を上下の優等列車が供用するというのは珍しい。去年の10月には東口に駅ビルが新設され、30平米前後のミニオフィスや保育園が入居した。
多摩川で多摩川線に乗り換え、蒲田で用を済ませ帰宅した。
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