cobady的創作生活

オリジナルで製作したテディベア(ぬいぐるみ)と
教室で誕生した生徒さんの作品をご紹介しています。

夫婦別姓のこと

2007-09-13 10:59:02 | ある日の出来事

結婚当初から夫婦別姓が法制化されることを心待ちにしてきましたが、

結婚して8年が経とうとしているのに法制化は全く進みません。

来年の転居を機に、ネットショップや近所付き合いは通称使用にしようと安易に目論んでいた私でしたが、色々と弊害が・・・

まず、とっくの昔に戸籍姓で書き換えてしまった免許証やパスポートは元には戻せない。

ということは、旧姓での身分証明書となるものがないので、旧姓での銀行口座が作れません。

郵便局の代金引換サービスでも身分証明書の提示が必要なので、旧姓でのネットショップは無理っぽいです。

ペーパー離婚するという手はあるのですが、税金面での控除やその他もろもろの手続きを考えると、出来ればそれは避けたいところ。

結局はそうした弊害をものともせずに元の姓を貫きたい!!という熱意に欠けているということなのかもしれません。

でも。

そんな困難を伴わずに自分が自分らしく自分の姓で生きたいって、どれだけたくさんの既婚者が思っていることか。

家制度は廃止されたけれど、多くの人(特に親世代)はそのことすら知らなかったりします。

いまだに夫の親兄弟、親族は私を「嫁に来た」「○○家に入った」と思っている。

違います。私は夫と一生を一緒に生きようと決め、その際、新婚補助や控除などのメリットを享受するために婚姻届を出しただけです。

どちらかの姓を選ばなければいけなくなった時、私が自分の姓を捨てたのは、私が夫を愛していたからです。(今ももちろん愛してるけど

まだまだ古い価値観の残るこの世界で、男性側が自分の姓を捨てるのは、女性側が捨てるよりもずっとずっと風当たりがきつく、困難が伴うだろうと想像したからです。

そこのところを分かってもらうためにも、ぜひぜひ、早急に選択制夫婦別姓案が通ることを願ってやみません。

 

コメント (5)
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