りゅういちの心象風景現像所

これでもきままな日記のつもり

Afternoon Tea (3)

2010-09-26 10:02:13 |  Angelique
銀器のバスケットにぶどう。この取り合わせって、今の僕らにはど真ん中のストライク!
はじめての収穫を果たしたぶどうはおすそわけしたりもして、全部消えてしまったけれど、こんな絵を見てしまったからには来年の収穫に思いを馳せたりして。バスケットに豊かに盛っておいて、そこからグレイプシザーズかなんかで一粒ずつ摘みながら。。。なんて想像していたら、なんだか狂おしくなってきました。

 

ジョージアンのティーポット。トレイに敷いたドイリーがティーポットのおなかにきれいに映っています。 

 

詳細はわからないけれど、ボリュームたっぷりの堂々としたポットとジャグ。ティーポットセットの美しさは、豊かさの象徴だとか、ハイクラスの人々の見栄を言う前に、職人さんたちの腕の確かさに目を奪われてしまいます。

 

ティファニー=スポードのカップ&ソーサー。レースのナプキンの上に置かれた白蝶貝の柄がかわいいデザートフォークとナイフ。
テーブルコーディネートでは「器では色を、ガラスや銀器では光を」演出するのだそうです。
食卓に光かぁ。このごろ灯りについてよく考えるのですけど、電気がなかったころのテーブルには、光のために様々な工夫がこらされていて、今の僕らから見ると思っても見なかったところにその工夫の核心が現れていたりします。そういうことに気付くと「ハッ」としたりして。いろんな感覚を刺激される。

 

もっとちゃんと撮れていればよかったのだけど、KPMのカップ&ソーサーは本当に素敵でした。
このときに、民窯と官窯の違いについても教えてもらったのですけど、つくりの完成度については官窯のクオリティはおそろしく高い。でも、愛すべきかわいらしさというか、眺めていて楽しいカップにはイギリス民窯のものが多いのも本当で、僕が愛用しているカップなどは民窯の典型とも言えます。ティファニーのカップもなんでしょう、かわいらしい色合いで、愛すべきカップなんだな。

なんだか、すっごい楽しかったので、またお話ししに遊びにいってきます。







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