リアクション、はやっ？！/ ルカちゃんの相談事

先々週にもチラッと顔を出してはいるのだが、
比較的近いというのと、やっぱりお盆なので、
お盆のその時に顔を出すことでこちらだって
気持ちが落ち着いたりもする。
習慣と言ってもよいし、風俗と言ってもよいし、
ならわしとも、お望みなら信仰と言ってもよいのだが、
こうしたことはどこか理屈を越えている。
それでも、いちおうこの頃の事情は踏まえてはいて、
いろいろな工夫はしているつもり。

先々週は実家。
先週は洒水の滝。
そしてまた、今日も実家。
なんだかんだで、毎週、田舎に帰ってる。
お盆ではあるけど、帰省と言うほど大袈裟でもない(^_^ゞ
せっかくなので、滝の水は汲んでおきたい。
暑いんだもん、涼みたいよね♪
と、まずは滝へと向かった。
でも、こういうことは皆さん同じように考えるらしい。
特に整備されているでもない滝の周辺は、
すでに人でいっぱい。。。
駐車場に隙間がない。
しかも、あとからあとからクルマが登ってくる。

「あとでのんびり汲みに来ればよいよ♪」ということにして、
クルマの列から脱出する。
そもそも混んでるっていう状況が苦手。
コロナがどうこうという以前の話なのである。

滝の水でコーヒーをいただいてからと思っていたのだけど、
仕方ないので先に実家に行く。

「昨日はね、あやたちがきたのよ」
と、顔をあわせるなり母が言う。
うん。そうなんだ。
特に示し合わせたわけではないが、先日、
わが妹には電話してあって、
とりあえず全員で集まるというのはナシにした。
こうしてバラけて来るようにしたのも、
工夫のひとつ、とはその場では言わない。
父がなにやらスマホをいじっている。
どうやらLINEで、ルカちゃんに僕らが来たことを知らせたらしい。
「ルカちゃんがお前に相談したいことがあるって、
昨日言ってたから。」
そうなの？！
それなら、僕らがそっちに行ってもよいのだけど。
ここにはみんなが集まらないようにして、
でも顔は出す、っていう微妙な工夫をしているのだが。。。
しかし、おじいちゃんよ。。。
それって全部あなたのためにやってることなんですけど、
やっぱり、わかってはもらえませんかね～(^_^ゞ

ほどなくして、「いまからそっちに行く！」とのお返事。
ルカちゃんのリアクションがはやすぎる？！

そうなると、さすがに気になる。
中学三年生の女子が、わたくしめになんのご相談でしょ？