映画の興行収入ランキングを見る機会がこの頃増えた。
「シン・エヴァンゲリオン」のことが気になるから。。。というよりは、
頼んでもないのに知らされるあれやこれやの情報の中に、
「エヴァ」の「興行収入」についてのそれがあって、ついつい見てしまう(^ω^ゞ
作品には思いっ切り関心はあるけど、売上まではそんなに気にしてない。
なのに、週に1度は「百億突破まで、あとどれくらい?」とか思いながら、確認してたりする(^ω^ゞ
これってなんだろね?
世の中、情報を装った誘導工作で溢れかえっているわけだけど、
この場合、進んで誘導されている気がしないでもない(^ω^ゞ
見てしまえば、いろんなことを思う。
かつてあれだけの社会現象を巻き起こした「エヴァ」にしては、
数字的に少し物足りない気がする、というのが正直なところ。
映画の好き嫌いはこの際脇に置くとしても、
数字上、「スター・ウォーズ」あたりになぜ「エヴァ」が負けるのか?
ちょっと納得はいかない。
だけど、一連の「エヴァ」作品としては飛躍的、爆発的と言えるほどに売れている。
これも事実。
っていうか、いままで、百億に届いてなくて、なのにあれだけの影響があった?!
そっちの方が驚きである。
事程左様に、ランキングは作品のインパクトとは直接に関係がない。
「ランキング」を眺めていると、さっきの「スター・ウォーズ」をはじめ、
僕にはあんまりご縁のない映画のタイトルがズラリと並んでいる。
「興行収入」の「ランキング」なので、上位にランキングされたからには、
たくさんの人たちが観たわけで、これについては、紛れもない事実なんだと思う。
「鬼滅の刃」なんかは、ランキングがちょっとぶっ飛んでるわけだが、
その社会現象からは僕は切り離されてるっていうか(^ω^ゞ
思うのだけど、僕の好きな作品が興行的にランキングされることは。。。
望みは無いに等しい。
けど、それはまぁいい。
「ランキング」っていうのは、僕にはなんだか居心地がよろしくないっていうことだ。
そんな中に「エヴァ」がいる。
「あ!わかるのがある!」っていうだけで、少しホッとする。
ちなみに現在、「シン・エヴァ」は42位にランクしている。
41位の「A.I.」を抜き去るのは時間の問題。
百億を突破したあたりの作品を並べてみると。。。
35 踊る大捜査線
34 ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還
33 インディペンデンス・デイ
32 トイ・ストーリー3
31 パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド
27 マトリックス・リローデッド
27 ファインディング・ニモ
27 ハリー・ポッターと炎のゴブレット
27 南極物語
・
・
・
最低でも、「シン・エヴァ」はこのあたりまでは食い込みそう、
と予測(期待?)されているわけだが、このラインナップに「シン・エヴァ」の名前が並ぶ、
それだけで、他の映画作品とは違う、
違和感としか言いようのない雰囲気が際立つ気がする。
異質ななにかが醸し出される。
「エヴァ」にしたって、メジャーな中でもメジャーな作品であるのだけど、
いわゆる「メジャー」の中にその名が並ぶと、なにかザワッとするものを感じるのだ。
そして、その違和感、異質感に僕は親しさを覚える。
梶井基次郎の「檸檬」的な?
ランキングそのものに居心地の悪さを感じてまうのには、
作品世界の持つインパクトが直接反映されないっていうこともありそう。
このランキングでは、シリーズものが目立つのだけど、
総じて第1作目よりも続編の方がランキングとしては上になる。
人気作品が人気作品になった、そのゆえんたる第1作目よりも、
広く知れ渡ったあとのシリーズの方が高くランキングされるわけだ。
動員数、売上、興行収入のランキングなので、当然と言えば当然なのだけど、
そのあたりで僕はちょっとひっかかる。
そういう意味では、「シン・エヴァ」も同じ流れに乗っている。
20数年もの時間をかけて、ようやくここまで来た!と読むこともできる。
すると、数字の上ではあの「エヴァ」が一般化、凡庸化したとも捉えうる。。。
「air/まごころを君に」がだいたい25億くらいだったことを思えば、
この凡庸化はいろんな意味でちょっと侮れない。
「シン・エヴァンゲリオン」のことが気になるから。。。というよりは、
頼んでもないのに知らされるあれやこれやの情報の中に、
「エヴァ」の「興行収入」についてのそれがあって、ついつい見てしまう(^ω^ゞ
作品には思いっ切り関心はあるけど、売上まではそんなに気にしてない。
なのに、週に1度は「百億突破まで、あとどれくらい?」とか思いながら、確認してたりする(^ω^ゞ
これってなんだろね?
世の中、情報を装った誘導工作で溢れかえっているわけだけど、
この場合、進んで誘導されている気がしないでもない(^ω^ゞ
見てしまえば、いろんなことを思う。
かつてあれだけの社会現象を巻き起こした「エヴァ」にしては、
数字的に少し物足りない気がする、というのが正直なところ。
映画の好き嫌いはこの際脇に置くとしても、
数字上、「スター・ウォーズ」あたりになぜ「エヴァ」が負けるのか?
ちょっと納得はいかない。
だけど、一連の「エヴァ」作品としては飛躍的、爆発的と言えるほどに売れている。
これも事実。
っていうか、いままで、百億に届いてなくて、なのにあれだけの影響があった?!
そっちの方が驚きである。
事程左様に、ランキングは作品のインパクトとは直接に関係がない。
「ランキング」を眺めていると、さっきの「スター・ウォーズ」をはじめ、
僕にはあんまりご縁のない映画のタイトルがズラリと並んでいる。
「興行収入」の「ランキング」なので、上位にランキングされたからには、
たくさんの人たちが観たわけで、これについては、紛れもない事実なんだと思う。
「鬼滅の刃」なんかは、ランキングがちょっとぶっ飛んでるわけだが、
その社会現象からは僕は切り離されてるっていうか(^ω^ゞ
思うのだけど、僕の好きな作品が興行的にランキングされることは。。。
望みは無いに等しい。
けど、それはまぁいい。
「ランキング」っていうのは、僕にはなんだか居心地がよろしくないっていうことだ。
そんな中に「エヴァ」がいる。
「あ!わかるのがある!」っていうだけで、少しホッとする。
ちなみに現在、「シン・エヴァ」は42位にランクしている。
41位の「A.I.」を抜き去るのは時間の問題。
百億を突破したあたりの作品を並べてみると。。。
35 踊る大捜査線
34 ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還
33 インディペンデンス・デイ
32 トイ・ストーリー3
31 パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド
27 マトリックス・リローデッド
27 ファインディング・ニモ
27 ハリー・ポッターと炎のゴブレット
27 南極物語
・
・
・
最低でも、「シン・エヴァ」はこのあたりまでは食い込みそう、
と予測(期待?)されているわけだが、このラインナップに「シン・エヴァ」の名前が並ぶ、
それだけで、他の映画作品とは違う、
違和感としか言いようのない雰囲気が際立つ気がする。
異質ななにかが醸し出される。
「エヴァ」にしたって、メジャーな中でもメジャーな作品であるのだけど、
いわゆる「メジャー」の中にその名が並ぶと、なにかザワッとするものを感じるのだ。
そして、その違和感、異質感に僕は親しさを覚える。
梶井基次郎の「檸檬」的な?
ランキングそのものに居心地の悪さを感じてまうのには、
作品世界の持つインパクトが直接反映されないっていうこともありそう。
このランキングでは、シリーズものが目立つのだけど、
総じて第1作目よりも続編の方がランキングとしては上になる。
人気作品が人気作品になった、そのゆえんたる第1作目よりも、
広く知れ渡ったあとのシリーズの方が高くランキングされるわけだ。
動員数、売上、興行収入のランキングなので、当然と言えば当然なのだけど、
そのあたりで僕はちょっとひっかかる。
そういう意味では、「シン・エヴァ」も同じ流れに乗っている。
20数年もの時間をかけて、ようやくここまで来た!と読むこともできる。
すると、数字の上ではあの「エヴァ」が一般化、凡庸化したとも捉えうる。。。
「air/まごころを君に」がだいたい25億くらいだったことを思えば、
この凡庸化はいろんな意味でちょっと侮れない。