スパイものと言えば、古い映画が大好きな僕としては「ヒッチコック」の古いやつを推したい。。。ところだけど、最近ではこういう話に付き合ってくれる人はなかなか見つからない。。。わが妻くらい(^o^;)
うーん。学生時代でも満足できるほどではなかったが、それでも、映画とか文学とか、そういう話でケンカできるくらいの相手がたくさんいた。。。っていうことだけは言えるなぁ(*´ω`*)
なつかしい(*´ω`*)
ちょっと前、ふと目に入った「007 」の最新作を少し再生してみた。
ダニエル・クレイグ最後の「007」という触れ込みだったはずだが、コロナ騒ぎでいろいろうやむやになってて。いつの間にかに終わってしまっている。。。
それで、まぁ少しばかりのぞいてみたわけだが、「あれ?007 って、こんなにダルい感じだったっけ?」と。
全然パッとしない展開に、別の意味で驚いてしまって。。。
いかにスパイ映画が20世紀的か?ということを再認識してしまった。。。
いや。
たぶんこの言い方は正しくない。
もう、とっくの昔に、ダニエル・クレイグがこの役を引き受ける前には、もう「007」は終了していたのだ。これを確認した。
映画のメソッドとしての一連の「スパイもの」が古くなったというのは本当かもしれない。
エンターテインメントの、ある表現方法が古くなったというだけで、「スパイ」あるいは「スパイ行為」そのものはきわめて現代的なステージにシフトしている。。。ということなんだろうとは思う。
そして、「スパイもの」に限らず、あらゆる映画的表現が崩壊しているように思えるこの頃。
映像という表現に対する根本的な信頼が決定的に崩壊している、という言い方でもよいのかもしれない。
それはともかく。
「SPY✕FAMILY」で「アーニャ」という名前を最初に耳にしたとき、なんだか懐かしい感じがした。
「アーニャ」。。。これを聞いて僕が思い出したのは、かのオードリー・ヘプバーンの「ローマの休日」。
アン王女がとっさに思いついた偽名「アーニャ」。
世界的に有名な偽名(しかも、すでにバレてる)のひとつ、と言っても差し支えない。
「ローマの休日」をロマンチックコメディの名作と侮っていると寝首をかかれる!というのは僕の持論で、あれはなかなかにあからさまなブラックメイルだと思っているのだが、そこはひとまず置いといて。
「SPY✕FAMILY」のストーリー展開を一切知らない僕としては、「お城で助けられごっこ」っていうのは、案外、あのマンガのすべてをすでに明かしてしまっているのではないか?と、勝手に推察するわけだが。
任意の偽名「アーニャ」を名乗る女の子。彼女の本当の名前さえ、僕らはわかっていない。
というか、「偽名」が「本名」ということで十分なのかもしれない。
このことが、あの家族の。。。特に「黄昏」と「アーニャ」の任意性を強力に担保している、と。
ところで、「黄昏」さんの名前って、とっても日本的で、すごい良いよね♪
うーん。学生時代でも満足できるほどではなかったが、それでも、映画とか文学とか、そういう話でケンカできるくらいの相手がたくさんいた。。。っていうことだけは言えるなぁ(*´ω`*)
なつかしい(*´ω`*)
ちょっと前、ふと目に入った「007 」の最新作を少し再生してみた。
ダニエル・クレイグ最後の「007」という触れ込みだったはずだが、コロナ騒ぎでいろいろうやむやになってて。いつの間にかに終わってしまっている。。。
それで、まぁ少しばかりのぞいてみたわけだが、「あれ?007 って、こんなにダルい感じだったっけ?」と。
全然パッとしない展開に、別の意味で驚いてしまって。。。
いかにスパイ映画が20世紀的か?ということを再認識してしまった。。。
いや。
たぶんこの言い方は正しくない。
もう、とっくの昔に、ダニエル・クレイグがこの役を引き受ける前には、もう「007」は終了していたのだ。これを確認した。
映画のメソッドとしての一連の「スパイもの」が古くなったというのは本当かもしれない。
エンターテインメントの、ある表現方法が古くなったというだけで、「スパイ」あるいは「スパイ行為」そのものはきわめて現代的なステージにシフトしている。。。ということなんだろうとは思う。
そして、「スパイもの」に限らず、あらゆる映画的表現が崩壊しているように思えるこの頃。
映像という表現に対する根本的な信頼が決定的に崩壊している、という言い方でもよいのかもしれない。
それはともかく。
「SPY✕FAMILY」で「アーニャ」という名前を最初に耳にしたとき、なんだか懐かしい感じがした。
「アーニャ」。。。これを聞いて僕が思い出したのは、かのオードリー・ヘプバーンの「ローマの休日」。
アン王女がとっさに思いついた偽名「アーニャ」。
世界的に有名な偽名(しかも、すでにバレてる)のひとつ、と言っても差し支えない。
「ローマの休日」をロマンチックコメディの名作と侮っていると寝首をかかれる!というのは僕の持論で、あれはなかなかにあからさまなブラックメイルだと思っているのだが、そこはひとまず置いといて。
「SPY✕FAMILY」のストーリー展開を一切知らない僕としては、「お城で助けられごっこ」っていうのは、案外、あのマンガのすべてをすでに明かしてしまっているのではないか?と、勝手に推察するわけだが。
任意の偽名「アーニャ」を名乗る女の子。彼女の本当の名前さえ、僕らはわかっていない。
というか、「偽名」が「本名」ということで十分なのかもしれない。
このことが、あの家族の。。。特に「黄昏」と「アーニャ」の任意性を強力に担保している、と。
ところで、「黄昏」さんの名前って、とっても日本的で、すごい良いよね♪