ヌプカに帰ります。
気持のいい天気が続き、初日の土砂降りがうそのよう。
心地良い夕方が近づきます。
次なる子どもたちのミッションは、
「夕食づくり」
メニューはもちろん「カレー」です。
何度も来ている子どもたちは、家で練習をしてきたり、隠し味?を持参したり工夫を凝らします。
時間を1時間10分と、自分たちで決めてスタート。
ボクたちスタッフは、一切手出し口出しはしない。
全てを子どもたちにゆだねます。
見守るだけと言うのは、なかなかつらいもの。
安全に!と願いながらも、今回はHNKやYUTが指を包丁で切ってしまったり、ROKが鍋に腕をくっつけてやけどしてしまったり。
大事には至らなかったけれども、また今後の課題ができた。
グロースは、毎回何かしらが起きて、その何かしらによって成長してきた。
枠にはめ込めば安全は確保できるけれども、それじゃあグロースの意味もなくなってしまう。
毎年、毎回学ぶことが尽きることはない。
子どもたちは嬉々としてカレー作りに励みます。
「あと10分!」
「ご飯をよってぇ!」
「お茶は?」
子どもたちの声が響く。
そして1時間10分後。
全員で
「イッタダッキマースッ!」
4つのグループが作った、4つのカレー。
一つ一つを、ゆっくりと味わいます。
ジャガイモや野菜の煮込み具合、カレーの辛み、カレースープの濃さ、そして味。
みんな違ってみんないい!
グループに近づくと、口々に
「うちの味はどう?」
「おイモを食べてみて」
「おいしいでしょ?」
確かにウマイ。どれもこれも。
ダイマンゾクの時間です。
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