Journal de Cochon d'inde ♪こうそん日記♪

2013年10月1日に、娘の誕生日プレゼントとして我が家に来た、可愛すぎるモルモットのこうそん(♀)の日記です。

2018年1月2日(火)行ってきました。たくさん話してきました(3)

2018-01-02 19:59:10 | こうそんと家族
この、話している間もこうそんはノンビリとチモシーをポリポリやっているか、うとうとしている。

検査&手術について、そしてそれを受けさせないことについての医師の見解はほぼ分かった。

では、このまま経過観察とする場合についてのことを聞いてみた。

まず、抗生剤を長期にわたって投与する件。やはり、医師もあまりそれは推奨できない。体内の良い菌までを殺すので、最終的には腸内環境にも影響を及ぼすだろうとのこと。しかし、処方は可能です。という。

前回出されたバイトリルにしてもらうことはできるかと聞くと、なんと、できないそうだ。
政府公認の分析機関にて、症状に対して、バイトリルが効くということが証明されなければ、出すことができないそうだ。前回は、膀胱炎の疑いがあったが、そうではないため、法律上出せないとのこと。なんでも、バイトリルは「治療しない」薬のため、投薬は「この症状にはバイトリルが効く」と判断されなければ、処方が禁じられているとのこと。

その尿の分析機関にまわしている間、4日間分は処方できるらしい。が。4日間分が最大。

そして、分析結果で「効力のある」薬が一覧で来るので、その中から抗生剤を選ぶことになる。その中に、今回こうそんの食欲不振の原因になった薬が入っていれば、それが処方されることになる。。。と、患畜にとって本末転倒のような、バカバカしい法律がある操だ。これは、医師も「上手く行かないもんですよね」と言っていた。

日本なら間違いなくバイトリルを出してもらえるのに。。。

それさえも、ダメなの?ショックだった。ただ、「今」それを聞いたことは本当に収穫だった。あとで、それが判明したら「あの時やっぱり○○しておけば」になるから。今聞いたことで、それもいろいろな判断材料のひとつにできる。

ただ・・・

よく分からないのですが、と切り出してみた。抗生剤は「殺菌」とかのイメージがあるのですが、止血剤もはいっているのですか?と聞くと、やはり入っていないとのこと。では、なぜ抗生剤を飲むと血が止まるのかと聞くと、「私たちが怪我をしても、血はそのうち止まりますよね。それと同じことなんです」とのこと。だから、今回血尿がなくなったのも、止まるべくして自然に止まった、抗生剤のおかげではないと仰っていました。

抗生剤は、この出血の間は恐らく抵抗力や免疫力が下がっており、血が混ざった排尿をするたびに、菌が侵入しやすく、そのため排尿痛となる。これから守るために処方する物であり、血尿に対しては何の効果もない(効果があること=切る)とのこと。

血は、なぜ出るのかと聞くと、それはポリープから出るとのこと。ポリープには毛細血管が非常に多く張り巡らされており、何かのはずみでこれが出血すると、それが尿に混ざって血尿となるとのこと。これに関しては、こうそんには痛みはありません。あるとしたら、それで膀胱炎を起こすことによる痛みです。とのことだった。

抗生剤の仕組みやら、そういうことはよく分かった。

では、エコー検査の方。万一2週間に一度の間隔(またはそれよりも短い)で、血尿がでたら、その度にここにきて、抗生剤の処方とエコーを撮るようにと言われましたが、それは・・・と聞くと、その理由については、やはり(たぶんそうだろうと思っていたが)、腫瘍の進行を見るためとのこと。ただ、あまり間隔が短くてはこうそんにとって負担になる。自分だったら1~2か月に一度にしますし、それを決めるのは貴女ですよと言われた。その間隔で大丈夫でしょうと言われた。

麻酔の方も、前回しませんでしたがと言うと「貴女が付いていたのですか?それでうまく撮れたんですか」と言い、それなら、それに越したことはない。その方法でやれますよ。とのこと。

尿の色が綺麗でも、潜血していることがありますし、尿検査薬で検査した方がいいでしょうかと聞くと、「いや、それはあまり意味がないです」という。「お金もかかりますし。貴女がそれでもいいなら別ですが」とのこと。自分だったら、はっきり血と分かるものが出た時の記録を付けますね。とのこと。

「潜血していれば、早いうちにここにきて、必要な処置(投薬)していただけるのかなと思いましたが」と言ったが「いや、血がはっきり出ていると目でわかる状態になってからで大丈夫です」とのことだった。

「検査・手術するか、このまま経過観察にするか、難しい選択です・・・」というと、やはり「もうこれは、私的なことになりますので、ご家族などとよく話し合って決めてください。リスクも、金銭的なこともありますので」とまた言われたので「金銭の方は、無尽蔵にあるわけではありませんが、私が出来ることは何でもするつもりです」というと、「分かっていますよ。そんなに色々ノートに記録して、貴女とこのモルモットがとても密接なことは、すごくよく分かりますから」と、言っていた。

18時からの予約だったが、終わったのが18時45分くらい。すごく長く話した。
勝手にやめた抗生剤の方だが「そのまま、もう終わりでいいですよ」とのこと。

あとは、尿分析はやってもらえるか聞いた。できたら、直接入るようにして尿を取ってほしい。分析機関が尿を回収に来るのが火曜日と木曜日なので、月曜日か水曜日に持ってくるようにしてくださいとのこと。尿は、今の血液が確認されない時の尿ではなく、目で血液が出ているとわかる尿が良いとのこと。

でもなあ。。。

もう、血尿は出ないかも!と、勝手に思っている。

どうしたらそんな考えに行きつくのかと思うが、念を入れてのマッサージ、そしてサプリが来ること。少なくとも私の体には良い効果がある敷物を使っていること(こうそん、この敷物をいたく気に入ってくれたようです)。。。

超楽観的だとは思うけれど、ポリープはなくなるような気がするのです。もちろん、ビタミンや食生活、またストレスが発生しないようには気を付ける。おしり周りの衛生にも気を付けて、膀胱炎が起きないように注意する。余談だが、こうそんのケージの下には、カメ用のヒーターを置いているので、ホカホカ温かいので、これも良いだろう。

ただ、これで血尿が再発しても、それは、仕方ないとしなければいけないとどこかで分かっている。

やっぱり、これだけ聞いても、尿検査する=抗生剤のためなので、基本的には切らないという考えだけれど。。。

でも、車で40分のところにある、小動物専門医の所には行ってみよう、と、思っている。

こうそん、帰宅したらやっぱり鼻をクンクンさせて、目が輝いていた。やっぱり、お家がいいよね!

約1時間くらい、こうそんは隠れ家の外に出て牧草を食べたり、お水を飲んだりしている。いまから、タンポポの葉っぱで遊ぶ時間にしようと思います。しばしの間このことは忘れ、楽しもう!