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よしむたこうげんと読みます。
たぶん、全国的にはとてもマイナーな所です。
南阿蘇から10数kmほど南下したところ、阿蘇の外輪山から外れた御船(みふね)というところにあります。
今日は、この吉無田高原に日帰りでドライブしてきました。
子供達にとっては、そり滑りができることが最大の魅力です。
スキー場で見かけるロープトーがありまして、"そりに乗ったまま"頂上まで運んでくれるのです。
5回分の回数券が200円と、格安なのもうれしいです。
大人にとっては、とにかく大自然に触れることができますし、空気がきれい。
「ゲレンデ」の上からの眺望も絶景です。
すぐ近くにキャンプ場や吉無田水源があります。
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水源と言えば、白川水源が有名ですね。
白川水源が霊峰阿蘇の大自然がもたらしてくれる天の恵みであるのに対し、この吉無田水源は、江戸時代に水不足に悩む細川藩が作った人工的な水源なのだそうです。
えっ?水源を人工的に作れるのか?と思われるかもしれません。
水源を直接作るのではなくて、植林なんです。数十年かけて植林をし、広葉樹の森を作ったのです。
森を作ることで、地下水を増やし、水を豊かにしたというわけです。
数十年という時間をかけて子々孫々のために、水源を作るなんて、今の政治家に聞かせてやりたい話ですね。
政治家は金作りではなくて、こういうところでリーダーシップを発揮して欲しいものだと思ってしまいました。
明日の朝は汲んできた水でコーヒーを入れて飲もうと思っています。
楽しみです。
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