阿蘇は毎年GWになると観光客でごった返します.今年は5月1日,2日が平日ですので,3日~7日が混雑するだろうと言われています.
今日はまだ大丈夫だと思い,家族で阿蘇にドライブに行ってきました.阿蘇へのメインルートである国道57号線はだいぶ混雑しているようでしたが,私は裏ルートである俵山トンネルルートを使ったので,まあ快適なドライブを楽しむことができました.
私も熊本5年目に入り,だいぶ観光地情報に詳しくなってきましたので,というのはウソで,ホントはかみさんの友人の先生から入手した情報です.まあ,とにかく,南阿蘇の高森の白川水源の近く,「月回り公園」というところを勧められて,そこに行ってきました.「つきまわり」公園と呼びます.
あとで知りましたが,熊本名勝100景のベスト1だそうです.googleで検索しても13件しか出てこないので,本当に穴場といってよいと思います.ちなみに「大観峰」だと8万件,「黒川温泉」に至っては39万件もヒットしますから,その差は歴然ですね.
この,月回り公園,セールスポイントはなんといっても阿蘇5山,特に写真の真ん中にある「根子岳」を望む眺望ですね.根子岳は八ヶ岳を思わせる外形と神秘的な伝説があり,私も大好きな山ですが,これをこんなに間近に美しく眺められる場所は他にないとのことです.写真だと,こじんまりした感じの山に見えますが,実際はかなり迫力があります.どうやってあんな山の形ができたのか,神秘的ですらあります.
公園は小学校の運動場が5つくらい入りそうな大きな芝生の運動公園と,ファミリー向けにゴーカート,そして阿蘇ならではの露天風呂温泉が併設されています.本当は露天風呂からの根子岳の眺望を目当てに来たんですが,お風呂は混んでいて今回はあきらめました.露天風呂は小さいので平日でないとゆっくり入れないようです.ほとんど地元の人だと思いますけど.
運動公園の芝生でねっころがっていると本当に気持ちが落ち着く気がします.これは阿蘇地方の自然全般に言えることなんですけど,この地の自然は常に人間の営みとの係わり合いで進化してきているんです.人間対自然の対立や征服ではなくて,人間も自然もお互いに歩み寄っている気がするんですよ.
大観峰からの眺めを見ていると本当にそう思います.阿蘇の野焼きは有名ですが,これは人間の勝手な振る舞いというより,野焼きによって自然の方も生態系のバランスを保っているふしがある.搾取・被搾取の関係ではないんですね.放牧もしかり,野焼きによる牧草,それを餌としての牛や馬の放牧,牛馬の糞と植物生態系,これらが微妙なバランスの上に毎年少しずつ変化しながらも阿蘇の歴史を形作ってきているのですね.
阿蘇の芝生にねっころがって空を見ていると,北アルプスの険しい峰峰とか北海道の大自然の中とは全く違う感覚がするんです.阿蘇は宮崎や大分と同様,天孫降臨の伝説がありますが,それらと関係あるのかもしれません.
阿蘇そして熊本5年目のcoollifeですが,ますます,この地への興味が湧いてくる今日この頃です.
今日はまだ大丈夫だと思い,家族で阿蘇にドライブに行ってきました.阿蘇へのメインルートである国道57号線はだいぶ混雑しているようでしたが,私は裏ルートである俵山トンネルルートを使ったので,まあ快適なドライブを楽しむことができました.
私も熊本5年目に入り,だいぶ観光地情報に詳しくなってきましたので,というのはウソで,ホントはかみさんの友人の先生から入手した情報です.まあ,とにかく,南阿蘇の高森の白川水源の近く,「月回り公園」というところを勧められて,そこに行ってきました.「つきまわり」公園と呼びます.
あとで知りましたが,熊本名勝100景のベスト1だそうです.googleで検索しても13件しか出てこないので,本当に穴場といってよいと思います.ちなみに「大観峰」だと8万件,「黒川温泉」に至っては39万件もヒットしますから,その差は歴然ですね.
この,月回り公園,セールスポイントはなんといっても阿蘇5山,特に写真の真ん中にある「根子岳」を望む眺望ですね.根子岳は八ヶ岳を思わせる外形と神秘的な伝説があり,私も大好きな山ですが,これをこんなに間近に美しく眺められる場所は他にないとのことです.写真だと,こじんまりした感じの山に見えますが,実際はかなり迫力があります.どうやってあんな山の形ができたのか,神秘的ですらあります.
公園は小学校の運動場が5つくらい入りそうな大きな芝生の運動公園と,ファミリー向けにゴーカート,そして阿蘇ならではの露天風呂温泉が併設されています.本当は露天風呂からの根子岳の眺望を目当てに来たんですが,お風呂は混んでいて今回はあきらめました.露天風呂は小さいので平日でないとゆっくり入れないようです.ほとんど地元の人だと思いますけど.
運動公園の芝生でねっころがっていると本当に気持ちが落ち着く気がします.これは阿蘇地方の自然全般に言えることなんですけど,この地の自然は常に人間の営みとの係わり合いで進化してきているんです.人間対自然の対立や征服ではなくて,人間も自然もお互いに歩み寄っている気がするんですよ.
大観峰からの眺めを見ていると本当にそう思います.阿蘇の野焼きは有名ですが,これは人間の勝手な振る舞いというより,野焼きによって自然の方も生態系のバランスを保っているふしがある.搾取・被搾取の関係ではないんですね.放牧もしかり,野焼きによる牧草,それを餌としての牛や馬の放牧,牛馬の糞と植物生態系,これらが微妙なバランスの上に毎年少しずつ変化しながらも阿蘇の歴史を形作ってきているのですね.
阿蘇の芝生にねっころがって空を見ていると,北アルプスの険しい峰峰とか北海道の大自然の中とは全く違う感覚がするんです.阿蘇は宮崎や大分と同様,天孫降臨の伝説がありますが,それらと関係あるのかもしれません.
阿蘇そして熊本5年目のcoollifeですが,ますます,この地への興味が湧いてくる今日この頃です.