ベートーヴェン生誕250年イヤーということで、
先月はずっと通勤の車の中で「ピアノソナタ」を聴いていました、全32曲。
やはり「月光」「テンペスト」「悲愴」などなど・・・有名な曲は印象深いですね。
でもちょっと食傷気味・・・ということで春に買った千住真理子さんの「ヴァイオリンソナタ」
そう・・・コロナのためリサイタルが中止になって、代わりに買ったCDを聴きました。
「クロイツェルソナタ」
その、ベートーヴェンの曲に触発されてトルストイが書いた小説、
「クロイツェルソナタ」読んでみました。
久しぶりにドキドキするような展開、チラッとでも先が見えたら嫌なので
本の左側を手で覆いながら読んだほど。
結末はわかっていても、ドキドキ・・・
そして「悪魔」とは・・・
登場人物の誰が悪魔なのか・・・やはり片手で覆ってドキドキ。
うん、そうだね。
やっぱりこの結末が一番だと思う、仕方ないけど。
ロシアもの、やっぱり好きだわ~。
「プラトーク」「ルバーシカ」「サモワール」など、ロシア独特の単語、
そしてチャイコフスキーなどの音楽に顔をのぞかせるロシア民謡のフレーズ、
古くさい因習に囚われた人々の暮らし、その向こうに広がる大自然。
野イチゴや草の香りまでしてくるような・・・
私の妄想ロシア。
これから寒くなると、ますます寒々しいロシアの世界が楽しくなります。
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