久しぶりの予定のないのんびりなお休み、枕元にたまった本の整理。
読み終わったものは本棚へ、まだ読まないものも本棚へ。
読むのも好きだけど、買うのも好きなので、ついついたまってしまう本。
もちろん買うだけではなく、いつか読もうと思ってはいます。
古本も買うので、一期一会の出会いもあり、見つけたときに買っておく。
買ったからと言って、今の興味とはほど遠いものは読んでいても先へ進まない。
それらは枕元に積読。
古本ではなく、本屋さんで見て一目惚れで買った本もあります。
その本を昨日読み終えました。
そう、先日「守屋多々志美術館」で観たブラームスと戸田極子さんの絵、
その絵や戸田極子伯爵夫人に関する本。
多分マニアックな本なので、大垣の本屋さんで見かけて買っておいたのですが、
絵を見て来て、本棚から出してきました。
面白かった〜
私の故郷の大垣市、その昔の大垣藩のお話、
ちょうど今、興味のある幕末から昭和の初めまでのお話。
歴史も含めて、音楽のお話もあって私のツボ。
少し前にドラマで伊藤野枝の話を見てから、彼女に関する本を数冊読みました。
その後は彼女らの死に関係した甘粕正彦の本を読み・・・
ちょっとした大旅行を終えた感じなので、少し軽いものが読みたくて。
日頃旅行などお出かけをしない私。
読書は時空を超えた大旅行なので、そこいら辺に花が咲いたの、
おいしいものがあるだの、そういったものにはあまり興味がないのです。
恥ずかしながら新しい日本の歴史には今まで興味がなかったので、
明治から昭和のはじめ頃まで、とても楽しくトリップできました。
その後読み始めたこの「ウィーンに六段の調べ」
ハードカバーなので手作りブックカバーでは間に合わない。
ということで、
しまってあった「たねや」さんの包装紙、きれいな紙なので捨てられなくて、
時々ブックカバー代わりにしてます。
そして、読み終わって捨てるのももったいないので、
これまた「いつか読むため」、これまた珍しく新品で買った巨匠の自伝。
何故か勝手に、お亡くなりになってから読もうとしまってあったのですが、
ハードカバー続きで読んでみようかなと。
整理ついでに色々出てきた本。
このボロボロなのは母の遺品、というか元気な頃に借りてきてそのまま。
思えば私のは平家物語好きはこの本がルーツかも。
去年は私の何度目かの平家物語ブームでしたが、この本の中のエピソードは全て好き。
昔々、春まだ浅い頃に「祇王寺」に連れて行ってもらいました。
母の人生は苦労の多い人生でした。
はるか昔の平家物語の女の人たち、運命の嵐に翻弄された彼女らの人生に、
自分の身の上を重ねていたのでしょうか。
本は私の大切な友だち。
生身の友だちが与えてくれないたくさんの事をプレゼントしてくれる。
大学病院の帰りにいつも行くショッピングセンターの本屋さんは岐阜県最大の品揃えなので、
一般の方々がディズニーランドやUSJに行くのと同じくらい私には楽しい所。
そう知人に言ったら「本が友達なんて羨ましい」って。
あなたの身近にもありますよ?
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