テレビ放送の録画に失敗していて映画以来見てなかったので、借りて久々に見ました(8年半ぶり?;)。
OPのラプラスが可愛いですv バトルはしてなくてもこうやってレギュラーポケモンが総登場してくれるのは嬉しいですね!最近の映画ではあまり全員集合やってくれなくなったからねえ…(やっても可愛い系のポケモンだけとかだったり…)
冒頭の船でアーシア島に向かうシーン、サトシ達皆は楽しそうにしてるのになぜピカチュウだけ一匹で舳先で険しい顔をしていたのかずっと謎だったんですが、異常気象を感じ取っていたからだったようですね。他のポケモン達はOPで普通にはしゃいでたのは、それまでボールに入ってて異常気象に気付かなかったからでしょうか。
ところで今回のピカチュウはやけにせっかちだったような気がしました。3つの島へ宝を取りに行く時にサトシの帽子をくわえて一足先に走り出し「はやく行こうよ」みたいな意思表示をしたり、島に着いて神殿に向かおうとするサトシにも一足先からピカピカ呼び掛けてたり。
今回のゲストキャラのフルーラ、数少ない私の好きなポケモンの人間キャラの一人です。巫女さんの衣装はかなり可愛いしあの髪型も好きだし、少しつっぱったあの性格もかわいいかも。巫女の役なんて古臭くて嫌だとか言っていたけど、あの宴会の席?ではしっかり役をこなしてる所を見ると本当は案外嫌いでもない・・・・だったらいいなあ。EDでもさりげなくあの笛を吹いてたし…
サトシがジラルダンの騒動に巻き込まれてしまったと知った時に、彼女の責任感の強さが感じられたのも好印象でした。
サトシは今回普通に人間らしかったと思います。フルーラにノリで迫られてドキっとしたり、世界を救える「あやつり人」は自分しかいないと言われて急に尻込みしたり、ラストでは幻のポケモンルギアと対面して世界を救った直後だというのに普通にママに叱られてたり。浸水したアクーシャの中で超人的な潜水力を発揮して普通にサイヤ人になって飛び回った最近のサトシとはえらい違い(笑)
この映画ではサトシ×カスミ的なところを突いてみようかと試みられたようですが、やっぱりサトシに恋とかは似合わないよねえ;サトシもカスミも普段はお互いそんな気持ちは抱いてない設定のはずなのにそこを無理矢理盛り上げようとした、そんな印象でしかありません。
ロケット団は今回何をやったかほとんど忘れていたんですが、このままじゃ見せ場がなくなるからという理由でサトシが氷の島に行くのを手伝い、その帰りはルギアに命からがら捕まるもこのままじゃ足手まといだからとあっさり手を離し…一見コミカルなのにいい仕事してます。
ルギアは、歴代映画の伝説ポケモンの中で最もサトシ達と意思伝達し合ったポケモンではないかと思います。しゃべってるせいもあるのかもしれませんが、サトシ達と普通に会話したりサトシを二度も背中に乗せて飛んだりして、とても人間と対等に接しているような感じがします。
サンダー・ファイヤー・フリーザーは、伝説ポケモンなのに捕まったり終始暴れ続けたりとあまり伝説ポケモンらしい扱いではなかったような;3匹が暴れだしたのは、いきなり変な奴に捕まったりそのせいで自然界のバランスが崩れたりして気が動転したからか、と思えます。それにしても飛行宮から逃げ出した後サトシやフルーラによって儀式が完了するまでずっと暴れ続けてたのは…やっぱり暴れ過ぎだと思う;
私は伝説ポケモンはそれぞれ世界に1体だけの存在でいて欲しい派なのですが、ジラルダンのセリフに「火の神とはファイヤー、それもアーシア島に生息する特別なファイヤー…(以下他の2匹も同じ)」という事はあの3種は何匹もいるんでしょうか。
ラスト、儀式が完了した後のファイヤーサンダーフリーザーとルギアが嬉しそうに跳び回るシーンはセリフなしの音楽だけで神秘的でした。途中太い水のパイプみたいなのが虹のように空に浮かんでいたのは、物語の鍵となった深層海流でしょうか?
ルギア『いっしょに住んでいるから壊してはならない。おまえにはおまえの、私には私の、それぞれの世界を。』
ハナコママ「サトシがいなくなったらサトシの世界はもうないの、ママの息子はもういないの。あなたがいるから、世界があるの。」
主題歌「♪キミがいる だから笑い ここで涙する キミだけの熱い世界 強く掴み守る」
…この映画のテーマは「身近にいる人こそが実は自分にとってのかけがえのない世界である」という事なんでしょうか。↑のセリフやサトシ×カスミな演出をとった事から考えると。初めて見た時はそこら辺がさっぱり分からず、実際今回久しぶりに見て初めてここまでの結論に到達したわけですが。
テーマにしてはあまり話に絡んでなくて分かりづらいかも。
実は、この「ルギア爆誕」は、自分の中のポケモン映画ランキングでは最下位に入る作品だったり…。映画を見た当時感動する事もハラハラさせられる事もなく主題歌もアレだったりであまり面白くない印象がありました。
でも、今回改めて見たら要所要所に面白い部分があったと思います。脱・最下位とまではいかないかもしれませんが…;
余談的なものですが、
飛行宮に捕まったサンダーとファイヤーを助けるためサトシ達がポケモンで檻を壊そうとした時の「10万ボルトにみずでっぽうに火炎放射を1箇所に発射→みずでっぽうが10万ボルトで電気分解されてその水素に火炎放射が引火して大爆発」とか、オーキド博士による深層海流のたんぱく質がどうのこうのの説明とか、何気にアカデミックな部分がありましたが、公開当時中学生で理科でまさにその時水の電気分解とかをやっていた頃だったので当時は「おお~!ポケモンで電気分解!」と感心したものでしたが、すっかり文系人間になった今これらのセリフを聞くと(以下略。)
OPのラプラスが可愛いですv バトルはしてなくてもこうやってレギュラーポケモンが総登場してくれるのは嬉しいですね!最近の映画ではあまり全員集合やってくれなくなったからねえ…(やっても可愛い系のポケモンだけとかだったり…)
冒頭の船でアーシア島に向かうシーン、サトシ達皆は楽しそうにしてるのになぜピカチュウだけ一匹で舳先で険しい顔をしていたのかずっと謎だったんですが、異常気象を感じ取っていたからだったようですね。他のポケモン達はOPで普通にはしゃいでたのは、それまでボールに入ってて異常気象に気付かなかったからでしょうか。
ところで今回のピカチュウはやけにせっかちだったような気がしました。3つの島へ宝を取りに行く時にサトシの帽子をくわえて一足先に走り出し「はやく行こうよ」みたいな意思表示をしたり、島に着いて神殿に向かおうとするサトシにも一足先からピカピカ呼び掛けてたり。
今回のゲストキャラのフルーラ、数少ない私の好きなポケモンの人間キャラの一人です。巫女さんの衣装はかなり可愛いしあの髪型も好きだし、少しつっぱったあの性格もかわいいかも。巫女の役なんて古臭くて嫌だとか言っていたけど、あの宴会の席?ではしっかり役をこなしてる所を見ると本当は案外嫌いでもない・・・・だったらいいなあ。EDでもさりげなくあの笛を吹いてたし…
サトシがジラルダンの騒動に巻き込まれてしまったと知った時に、彼女の責任感の強さが感じられたのも好印象でした。
サトシは今回普通に人間らしかったと思います。フルーラにノリで迫られてドキっとしたり、世界を救える「あやつり人」は自分しかいないと言われて急に尻込みしたり、ラストでは幻のポケモンルギアと対面して世界を救った直後だというのに普通にママに叱られてたり。浸水したアクーシャの中で超人的な潜水力を発揮して普通にサイヤ人になって飛び回った最近のサトシとはえらい違い(笑)
この映画ではサトシ×カスミ的なところを突いてみようかと試みられたようですが、やっぱりサトシに恋とかは似合わないよねえ;サトシもカスミも普段はお互いそんな気持ちは抱いてない設定のはずなのにそこを無理矢理盛り上げようとした、そんな印象でしかありません。
ロケット団は今回何をやったかほとんど忘れていたんですが、このままじゃ見せ場がなくなるからという理由でサトシが氷の島に行くのを手伝い、その帰りはルギアに命からがら捕まるもこのままじゃ足手まといだからとあっさり手を離し…一見コミカルなのにいい仕事してます。
ルギアは、歴代映画の伝説ポケモンの中で最もサトシ達と意思伝達し合ったポケモンではないかと思います。しゃべってるせいもあるのかもしれませんが、サトシ達と普通に会話したりサトシを二度も背中に乗せて飛んだりして、とても人間と対等に接しているような感じがします。
サンダー・ファイヤー・フリーザーは、伝説ポケモンなのに捕まったり終始暴れ続けたりとあまり伝説ポケモンらしい扱いではなかったような;3匹が暴れだしたのは、いきなり変な奴に捕まったりそのせいで自然界のバランスが崩れたりして気が動転したからか、と思えます。それにしても飛行宮から逃げ出した後サトシやフルーラによって儀式が完了するまでずっと暴れ続けてたのは…やっぱり暴れ過ぎだと思う;
私は伝説ポケモンはそれぞれ世界に1体だけの存在でいて欲しい派なのですが、ジラルダンのセリフに「火の神とはファイヤー、それもアーシア島に生息する特別なファイヤー…(以下他の2匹も同じ)」という事はあの3種は何匹もいるんでしょうか。
ラスト、儀式が完了した後のファイヤーサンダーフリーザーとルギアが嬉しそうに跳び回るシーンはセリフなしの音楽だけで神秘的でした。途中太い水のパイプみたいなのが虹のように空に浮かんでいたのは、物語の鍵となった深層海流でしょうか?
ルギア『いっしょに住んでいるから壊してはならない。おまえにはおまえの、私には私の、それぞれの世界を。』
ハナコママ「サトシがいなくなったらサトシの世界はもうないの、ママの息子はもういないの。あなたがいるから、世界があるの。」
主題歌「♪キミがいる だから笑い ここで涙する キミだけの熱い世界 強く掴み守る」
…この映画のテーマは「身近にいる人こそが実は自分にとってのかけがえのない世界である」という事なんでしょうか。↑のセリフやサトシ×カスミな演出をとった事から考えると。初めて見た時はそこら辺がさっぱり分からず、実際今回久しぶりに見て初めてここまでの結論に到達したわけですが。
テーマにしてはあまり話に絡んでなくて分かりづらいかも。
実は、この「ルギア爆誕」は、自分の中のポケモン映画ランキングでは最下位に入る作品だったり…。映画を見た当時感動する事もハラハラさせられる事もなく主題歌もアレだったりであまり面白くない印象がありました。
でも、今回改めて見たら要所要所に面白い部分があったと思います。脱・最下位とまではいかないかもしれませんが…;
余談的なものですが、
飛行宮に捕まったサンダーとファイヤーを助けるためサトシ達がポケモンで檻を壊そうとした時の「10万ボルトにみずでっぽうに火炎放射を1箇所に発射→みずでっぽうが10万ボルトで電気分解されてその水素に火炎放射が引火して大爆発」とか、オーキド博士による深層海流のたんぱく質がどうのこうのの説明とか、何気にアカデミックな部分がありましたが、公開当時中学生で理科でまさにその時水の電気分解とかをやっていた頃だったので当時は「おお~!ポケモンで電気分解!」と感心したものでしたが、すっかり文系人間になった今これらのセリフを聞くと(以下略。)