みどりの森ノート

【2023.4 移転しました】アニメなどの話題やイラスト。ポケモンアニメ感想、ポケモン、動物キャラ作品など。

アデュー カロス

2016-11-10 | ポケモン(アニメ)(~2017.4)
 思い出がいっぱい

  「さらばサトシゲッコウガ!クセロシキの逆襲!!」
 まだ残ってたフレア団。シトロンの最後?の見せ場。ヌメルゴンとお別れ。
そしてサトシゲッコウガとまさかのお別れ。特別なポケモンになってしまった故の措置でしょうか。
ジガルデとサトシゲッコウガと、サン・ムーンのゲームに出る2匹が一緒になったのは、アニメのサン・ムーン編でもまたちょっと出番があるんじゃないかなあ?という気がしてなりません。

  「終わりなきゼロ!また逢う日まで!!」
 実質最終回。各キャラを余すところなく見せてくれて、XYシリーズは最後まで丁寧でした。
冒頭の画面にはり付くピカチュウで初期OPを思い出し、
空港、ピカチュウとホルビーのバトルと第1話を思い出す要素がずるいです。
 手持ちポケモン全員ボールから出してのお別れシーンはよいサービスでした。
ハリマロンとヤンチャム、ホルビーとニンフィアetc いろんな組み合わせで別れの挨拶を交わしているのが感動的でした。みんなたくさん衝突したり戸惑ったりしながらここまで強くなったんだなあ…と感慨深く思えました。
からの、別れたくなくて逃げ出すデデンネとそれを諭すユリーカ。
年齢的に寧ろユリーカが駄々をこねそうな所だと思うのですが、デデンネをしっかり諭すあたり、
ポケモンが大好きなだけでなくおそろしく良くできた子です。ユリーカも旅を通して成長したという事でしょうか。
 セレナからサトシへまさかのキスシーン。最後まで(ポケモントレーナというより)美少女ヒロインしてました。
セレナはこのまま後腐れなくホウエンを旅するのだろうしサトシはいつも通りにぶいし、
どう決着するかと思っていたセレナの片思いも爽やかに終わって良かったです。
サトシとの旅の中でポケモントレーナーとしても、恋する女の子としてもたくさんの事を学べたのでしょう。
こんなシーンで流れる空港内アナウンスが「ラティアス航空」とは、これまたずるい小ネタ。
 ロケット団も今回もうまくサカキ様を言いくるめて、引き続きアローラでも相変わらずでいてほしいです。
ソルロックとルナトーンのキーホルダーがサン・ムーンを暗示させるまたまたうまい小ネタ。
 サトシとシトロンのバトルで二人の固い友情を感じて、
ラストは各キャラのこれからをダイジェストに見せてさらに最初のOP曲に乗せてXYシリーズの名場面集。
まさにXYシリーズの集大成な回でした。

 ミニコーナーは久しぶりのオーキド博士ホロキャスター
XYの目玉なメガシンカもいいけどそこにいるロトムがどうしてロトム図鑑になるのか説明してほしい…

 アニメXYは、毎回作画もストーリーもとても丁寧で大人ファンの目線でも見応えのあるシリーズでした。
監督がポケモン世代だからなのかにやりとできる小ネタも散らばっていたり。
大人ファンにサービスするのもいいですが、妖怪ウォッチという強力なライバルが出てきた事もあり肝心の子供には見てもらえたかなあ?というのが少し気がかりです。
なので、XYの丁寧さも良かったですがサン・ムーンでは思いっきりギャグに振った路線ではじけてほしいです。
 セレナの動かし方だけはちょっと、「ポケモントレーナー」というより「ただの美少女ヒロイン」
だったなと思います。セレナは可愛く描かれていたと思うけどセレナよりもポケモンを目立たせてほしいんだけどな…という感じが。
ポケモンを可愛く着飾って踊らせたいだけならやはりトライポカロンの規模をもっと小さくしたらよかったと思います。

 何週間か前から、毎週アニメの時間に早くもZリングのCMが流れています。
妖怪ウォッチよろしくゲームとがっつり連動するおもちゃだし、気合の入りようがうかがえます。