マスクをして、手を洗おう。
・・・<アニメ感想>・・・
「夢へ向かってゴー!サトシとゴウ!!」
ここまでの一区切りみたいな回。
オリエンテーリングでポケモンに触れる子供達やルギア…に変身したミュウと1~2話を思い出させる要素を出しつつ
サトシとゴウに子供達を導かせる事でここまでの成長を見せる感じ。サトシはもう成長し切ってるようなものですが。
ペルシアンとラッタの群れのくだりとか、ポケモン達のいきいきした生態が見れただけでなく
「ポケモンが大好きで興味津々、好きだからひたすら観察する」というサトシの良さも描かれていてよかったです。
サトシと対比するようにゴウも一応彼なりのポケモンとの向き合い方を示していましたが
「とにかくゲットする。ポケモンを知るのはそれから」なスタンスが何となく未熟に感じるのは
今まで20年以上サトシのやり方ばかり見てきたせいでしょうか…
ポケモンの世界ではゴウみたいなスタンスのトレーナーもいていいような気はするんですけど。
実際にゲームやポケモンGOやってる人がドライにいくらでも捕まえたり孵化厳選しまくってもその人の勝手ですが、
アニメのW主人公の正しい行動として描かれると何故いい感じがしないのか。
ニドラン♂♀の耳の先しか見えてない時点でボールを投げてしまう(そして一発ゲットしてしまう)のとか、
ほんとにゲット最優先なんだな…という感じ。
カモネギといい、どんなポケモンか興味を持つ前に即ボールを投げているので生き物ではなくコレクションとしか見ていない感が強く感じました。
サトシみたいに少ない数をいちいち友情ゲットするのもいい所ばかりではないので、
ゴウの何十匹も何百匹もゲットする事自体や現代っ子で理論的な性格は
これからもサトシと違うタイプのW主人公として生かし続けて欲しいです。
個人的にはゴウにはボールを投げる前にもう少し目の前のポケモンに興味を示す描写を入れたり
技を一発当てるだけでもバトルで弱らせる方向に変わって欲しいんですけど、
ゴウのやり方ってポケモンGOに合わせているわけなのでスタッフがゴウをここから変えるつもりなのか
ポケモンGO式の主人公としてこのまま描き続けるのか分からないのがもやもやします。
本家ゲームやアニメの「戦って弱らせてからゲット」に慣れている自分はゴウのやり方があまり感じ良く見えないわけですが
逆にポケモンGOのイメージの方が強い人にとってはいちいちバトルで弱らせてからゲットするやり方は
不自然に感じるんでしょうか。そこが明らかになればいいのですが。
バトルはゲットのための最低限しかしないというのもW主人公の行動として描かれると同じくいい感じがしないです。
本人がそれでよくてもラビフット筆頭にゴウの手持ちの活躍を考えると良くない気がします。商業的な面でも。
あまり乗り気じゃ無さげにゴウの後ろを歩いていたラビフットが少し不憫に見えました。
新ED… シンプルなようでいろんなポケモンが出てくるEDなので
これくらいのペースで数か月ごとにマイナーチェンジしていけば1年ぐらいこのEDでもいいな、と思えます。
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