今日の天気は晴れ時々曇り。
前回5/9に引き続き、今回のテーマも「古墳と名木」となります。
場所は府中市内としました。
ただし、4/24の散歩で訪れた「武蔵府中熊野神社古墳」は除きます。
散歩ルートは以下の通りです。
目的:府中市の古墳巡り、府中市の名木巡り
ルート:府中駅~首塚古墳~高倉塚古墳~八雲神社(天王塚古墳)~高倉20号墳~本宿稲荷神社~御嶽塚古墳~三社宮神明社~分倍河原古戦場碑~新田義貞公之像~高安寺~矢島家のナツメ~矢島稲荷~大國魂神社~馬場大門のけやき並木~府中駅
出掛ける際にデジカメの電源確認をした所、起動せず。
「またか!」と思いましたが、
よく確認すると、前回充電した後に電池を入れ忘れておりました。。。
少し焦りましたが気を取り直して出発。
府中駅に10:35頃到着しました。
まずは西南西方向、直線距離約1.2km先を目指します。
11:00頃に「首塚古墳」へ到着。
一見すると古墳のようには見えませんが、
左側写真で鳥居の先の左手側に墳丘の名残りがあります。
右側写真は墳丘を横から捉えたもの。
お稲荷さんが無ければ、宅地造成などで消え去っていたかもしれませんね。
続いて「高倉塚古墳」を目指しました。
南方向、直線距離約260m先にあります。
周囲は住宅に囲まれています。
以前はもっと小さい墳丘だったそうですが、数年前に整備されて今の様子になったようです。
写真の解説によると、国内でも数例しかない上円下方墳との事でした。
続いては「八雲神社」内にある「天王塚古墳」を目指しました。
北西方向、直線距離約158m先にあります。
解説板は見当たりませんでしたが、
社殿の裏側に墳丘と思われるものがありました。
その次は「高倉20号墳」を目指しました。
北北西方向、直線距離約220m先にあります。
この古墳は倉庫会社の敷地内にあります。
写真は、古墳の南側の敷地外から撮ったものです。
事前に情報収集した際に「倉庫の人に挨拶をして写真を撮らさせてもらった」というものがあったので、
ぐるりと回り込んで入口と思われる場所まで行ってみたのですが、
守衛や窓口がある訳でなく、曜日のせいか時間帯のせいか閑散としており、
勝手に立ち入る訳にもいかず諦めて引き上げました。
一応リベンジ案件として記憶しておきます。
さてその次は「本宿稲荷神社」を目指しました。
西北西方向、直線距離約250m先にあります。
この境内には「府中の名木百選」に選ばれた「本宿稲荷神社のイチョウ」が植えられています。
樹高20mとの事。樹の上の方に鳥の巣でもあるのか、囀りが聞こえました。
帰宅後に調べたところ、このイチョウには別の樹の枝が出ている箇所があるそうです。
成長の過程で小さかった方が飲み込まれて癒着しているとの事で、
次に訪れる機会があれば注意して見てみたいと思います。
イチョウの色づく秋頃の再訪を検討というところでしょうか。
次の目的地は「御嶽塚古墳」です。
西方向、直線距離約390m先にあります。
JRの「西府駅」駅前にある公園の一角に墳丘があります。
解説によると直径約25mの墳丘との事。
近辺は木陰になっていたので、墳丘上で涼を取っている家族連れもいました。
府中市の古墳巡りはここまで。
残りは名木巡りとなります。
南西方向、直線距離約1.1km先にある「三社宮神明社」を目指します。
12:25頃到着。
この境内には「府中の名木百選」の「三社宮のケヤキ」が植えられています。
樹高14.5mとの事。柵に囲まれていました。
この社内や周辺には、府中市の保護樹木となっている樹が多く植わっていました。
この後は、東方向、直線距離約1.6km先の「分倍河原古戦場碑」を目指します。
13:00頃到着。
新田義貞(源義貞)率いる倒幕軍と北条氏率いる鎌倉幕府軍がここ「分倍(ぶばい)」の地で交戦し、
豪族の協力を得た新田軍が北条軍を破り、
数日後には鎌倉幕府も滅亡へと向かうなど、歴史的な戦いのあった地を記念する碑です。
ここから北東方向、直線距離約770m先にある「分倍河原駅」駅前には、
「新田義貞公之像(銅像)」が建てられていますので、
ついでに足を伸ばして拝んで来ました。
次の当初の目的地は「矢島稲荷」と呼ばれる場所でしたが、
目指して歩いている途中で、
ルート上に「府中の名木百選」に選ばれた樹木が幾つかあった事を思い出したので、
寄り道する事にしました。
寄り道その一は、駅前から北東方向、直線距離約250m先の「高安寺」です。
ここには「弁慶硯の井戸」と「府中の名木百選」の「高安寺のケヤキ」がありました。
まずは「弁慶硯の井戸」の方から。
お寺の西側に隣接する保育園側から敷地に入ると、
稲荷社の横手に石段があり、下った先に井戸がありました。
源義経と弁慶が京都へ帰る途中でこの寺に立ち寄り、
大般若経を書写するために境内にある井戸の水で墨を磨ったという伝えがあるそうです。
「高安寺のケヤキ」の方ですが、境内の外に「府中の名木百選」の案内板がありました。
樹高は30mもあるそうです。
案内板に近い樹は右側写真の左手の樹の方ですが、
樹高は左側写真の方が高そうに見えました。
帰宅後に調べたところ、「高安寺」には他にも「高安寺のヒヨクヒバ」「高安寺のクスノキ」「高安寺のタラヨウ」「高安寺のコウヤマキ」などの「府中の名木百選」に選ばれた樹があり、
随分と見逃していたようでした。これもリベンジ案件でしょうね。
寄り道その二は、「高安寺」から東北東方向、直線距離約330m先にあります。
「府中の名木百選」では「矢島家のナツメ」と紹介されています。
案内板によると樹高は6m程ですが、
かなり傾きつつも樹勢は良好な様子でした。
寄り道から戻り、予定していた「矢島稲荷の大ケヤキ」を目指しました。
東北東方向、直線距離約80m先にあるとの事でしたが、
民家の隙間からそれらしき樹木が見えるものの、
稲荷社は見当たりませんでした。
帰宅後に調べると、個人宅の敷地内にあるそうです。
表札の出ている門から先に入って大丈夫だったのだろうか。
次の機会があればアプローチしてみたいと思います。
次の目的地は「大國魂神社」です。
南東方向、直線距離約400m先にあります。
境内には「府中の名木百選」に選ばれた名木が何本かあります。
まずは大鳥居手前のカエデの木から。
拝殿向って右側が該当の樹です。
樹高約7m、推定樹齢400年だとか。
その次は、3/27の散歩でも取り上げたシダレザクラです。
「大國魂神社」では春の名物になっていますが、
「府中の名木百選」には選ばれてはおりません。
明治百年(1968年/昭和43年)記念樹として植樹されたようなので、
歴史が浅いからなのかもしれません。
その次は「大國魂神社の大イチョウ」です。
本殿裏手にあって、樹高約20m、推定樹齢約900年だそうです。
神社の御神木として祭られています。
最後は「大國魂神社のムクノキ」です。
大イチョウのすぐ隣りに立っています。樹高約28m。
歴史の古い神社なので、上で挙げたもの以外にも境内には巨木と呼べるものが幾つかありました。
帰宅後に調べたところ、
他にも「府中の名木百選」があるそうなので、次の機会に拝みたいと思います。
さて本日最後となる目的地は、「馬場大門のけやき並木」です。
「大國魂神社」の参道に植えられていたものです。
かつてはこの参道の両側に馬場があった事に因む名称でしょう。
南北560mに渡って約200本のケヤキが植わっています。
(左側二枚の写真は、実は散歩の最初の方で撮ったもの)
ケヤキ並木としては国内唯一の国指定天然記念物だそうで、
案内板や碑が幾つも設置されておりました。
14:30頃、すぐ近くの府中駅へ到着。
本日の散歩は以上です。
前回5/9に引き続き、今回のテーマも「古墳と名木」となります。
場所は府中市内としました。
ただし、4/24の散歩で訪れた「武蔵府中熊野神社古墳」は除きます。
散歩ルートは以下の通りです。
目的:府中市の古墳巡り、府中市の名木巡り
ルート:府中駅~首塚古墳~高倉塚古墳~八雲神社(天王塚古墳)~高倉20号墳~本宿稲荷神社~御嶽塚古墳~三社宮神明社~分倍河原古戦場碑~新田義貞公之像~高安寺~矢島家のナツメ~矢島稲荷~大國魂神社~馬場大門のけやき並木~府中駅
出掛ける際にデジカメの電源確認をした所、起動せず。
「またか!」と思いましたが、
よく確認すると、前回充電した後に電池を入れ忘れておりました。。。
少し焦りましたが気を取り直して出発。
府中駅に10:35頃到着しました。
まずは西南西方向、直線距離約1.2km先を目指します。
11:00頃に「首塚古墳」へ到着。
一見すると古墳のようには見えませんが、
左側写真で鳥居の先の左手側に墳丘の名残りがあります。
右側写真は墳丘を横から捉えたもの。
お稲荷さんが無ければ、宅地造成などで消え去っていたかもしれませんね。
続いて「高倉塚古墳」を目指しました。
南方向、直線距離約260m先にあります。
周囲は住宅に囲まれています。
以前はもっと小さい墳丘だったそうですが、数年前に整備されて今の様子になったようです。
写真の解説によると、国内でも数例しかない上円下方墳との事でした。
続いては「八雲神社」内にある「天王塚古墳」を目指しました。
北西方向、直線距離約158m先にあります。
解説板は見当たりませんでしたが、
社殿の裏側に墳丘と思われるものがありました。
その次は「高倉20号墳」を目指しました。
北北西方向、直線距離約220m先にあります。
この古墳は倉庫会社の敷地内にあります。
写真は、古墳の南側の敷地外から撮ったものです。
事前に情報収集した際に「倉庫の人に挨拶をして写真を撮らさせてもらった」というものがあったので、
ぐるりと回り込んで入口と思われる場所まで行ってみたのですが、
守衛や窓口がある訳でなく、曜日のせいか時間帯のせいか閑散としており、
勝手に立ち入る訳にもいかず諦めて引き上げました。
一応リベンジ案件として記憶しておきます。
さてその次は「本宿稲荷神社」を目指しました。
西北西方向、直線距離約250m先にあります。
この境内には「府中の名木百選」に選ばれた「本宿稲荷神社のイチョウ」が植えられています。
樹高20mとの事。樹の上の方に鳥の巣でもあるのか、囀りが聞こえました。
帰宅後に調べたところ、このイチョウには別の樹の枝が出ている箇所があるそうです。
成長の過程で小さかった方が飲み込まれて癒着しているとの事で、
次に訪れる機会があれば注意して見てみたいと思います。
イチョウの色づく秋頃の再訪を検討というところでしょうか。
次の目的地は「御嶽塚古墳」です。
西方向、直線距離約390m先にあります。
JRの「西府駅」駅前にある公園の一角に墳丘があります。
解説によると直径約25mの墳丘との事。
近辺は木陰になっていたので、墳丘上で涼を取っている家族連れもいました。
府中市の古墳巡りはここまで。
残りは名木巡りとなります。
南西方向、直線距離約1.1km先にある「三社宮神明社」を目指します。
12:25頃到着。
この境内には「府中の名木百選」の「三社宮のケヤキ」が植えられています。
樹高14.5mとの事。柵に囲まれていました。
この社内や周辺には、府中市の保護樹木となっている樹が多く植わっていました。
この後は、東方向、直線距離約1.6km先の「分倍河原古戦場碑」を目指します。
13:00頃到着。
新田義貞(源義貞)率いる倒幕軍と北条氏率いる鎌倉幕府軍がここ「分倍(ぶばい)」の地で交戦し、
豪族の協力を得た新田軍が北条軍を破り、
数日後には鎌倉幕府も滅亡へと向かうなど、歴史的な戦いのあった地を記念する碑です。
ここから北東方向、直線距離約770m先にある「分倍河原駅」駅前には、
「新田義貞公之像(銅像)」が建てられていますので、
ついでに足を伸ばして拝んで来ました。
次の当初の目的地は「矢島稲荷」と呼ばれる場所でしたが、
目指して歩いている途中で、
ルート上に「府中の名木百選」に選ばれた樹木が幾つかあった事を思い出したので、
寄り道する事にしました。
寄り道その一は、駅前から北東方向、直線距離約250m先の「高安寺」です。
ここには「弁慶硯の井戸」と「府中の名木百選」の「高安寺のケヤキ」がありました。
まずは「弁慶硯の井戸」の方から。
お寺の西側に隣接する保育園側から敷地に入ると、
稲荷社の横手に石段があり、下った先に井戸がありました。
源義経と弁慶が京都へ帰る途中でこの寺に立ち寄り、
大般若経を書写するために境内にある井戸の水で墨を磨ったという伝えがあるそうです。
「高安寺のケヤキ」の方ですが、境内の外に「府中の名木百選」の案内板がありました。
樹高は30mもあるそうです。
案内板に近い樹は右側写真の左手の樹の方ですが、
樹高は左側写真の方が高そうに見えました。
帰宅後に調べたところ、「高安寺」には他にも「高安寺のヒヨクヒバ」「高安寺のクスノキ」「高安寺のタラヨウ」「高安寺のコウヤマキ」などの「府中の名木百選」に選ばれた樹があり、
随分と見逃していたようでした。これもリベンジ案件でしょうね。
寄り道その二は、「高安寺」から東北東方向、直線距離約330m先にあります。
「府中の名木百選」では「矢島家のナツメ」と紹介されています。
案内板によると樹高は6m程ですが、
かなり傾きつつも樹勢は良好な様子でした。
寄り道から戻り、予定していた「矢島稲荷の大ケヤキ」を目指しました。
東北東方向、直線距離約80m先にあるとの事でしたが、
民家の隙間からそれらしき樹木が見えるものの、
稲荷社は見当たりませんでした。
帰宅後に調べると、個人宅の敷地内にあるそうです。
表札の出ている門から先に入って大丈夫だったのだろうか。
次の機会があればアプローチしてみたいと思います。
次の目的地は「大國魂神社」です。
南東方向、直線距離約400m先にあります。
境内には「府中の名木百選」に選ばれた名木が何本かあります。
まずは大鳥居手前のカエデの木から。
拝殿向って右側が該当の樹です。
樹高約7m、推定樹齢400年だとか。
その次は、3/27の散歩でも取り上げたシダレザクラです。
「大國魂神社」では春の名物になっていますが、
「府中の名木百選」には選ばれてはおりません。
明治百年(1968年/昭和43年)記念樹として植樹されたようなので、
歴史が浅いからなのかもしれません。
その次は「大國魂神社の大イチョウ」です。
本殿裏手にあって、樹高約20m、推定樹齢約900年だそうです。
神社の御神木として祭られています。
最後は「大國魂神社のムクノキ」です。
大イチョウのすぐ隣りに立っています。樹高約28m。
歴史の古い神社なので、上で挙げたもの以外にも境内には巨木と呼べるものが幾つかありました。
帰宅後に調べたところ、
他にも「府中の名木百選」があるそうなので、次の機会に拝みたいと思います。
さて本日最後となる目的地は、「馬場大門のけやき並木」です。
「大國魂神社」の参道に植えられていたものです。
かつてはこの参道の両側に馬場があった事に因む名称でしょう。
南北560mに渡って約200本のケヤキが植わっています。
(左側二枚の写真は、実は散歩の最初の方で撮ったもの)
ケヤキ並木としては国内唯一の国指定天然記念物だそうで、
案内板や碑が幾つも設置されておりました。
14:30頃、すぐ近くの府中駅へ到着。
本日の散歩は以上です。
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