ポガチャルのWツール制覇で幕を閉じてから1ヶ月、間にオリンピックを挟んでの幕開けとなったブエルタ・ア・エスパーニャがリスボンでスタートしました。3大グランツールのひとつなのですが、個人的にはあまり観る事の無いレースです。理由は風景でしょうか。スペインは緑が少なく赤土が多いイメージで、ジロ・デ・イタリアやツール・ド・フランスのような風景とはかなり違うイメージなのです。
とはいえ、私が最後に見たブエルタも10数年前のコンタドールが総合優勝していた頃のことなので、今がどうかは分かりません。ポガチャルが出ていれば話が違ったのかもしれませんが、ツールのトップ2がいない大会なので、正直、迫力に欠けることは違いないでしょう。とはいえ、ヤングライダー賞が誰になるのかには注目しています。
とはいえ、私が最後に見たブエルタも10数年前のコンタドールが総合優勝していた頃のことなので、今がどうかは分かりません。ポガチャルが出ていれば話が違ったのかもしれませんが、ツールのトップ2がいない大会なので、正直、迫力に欠けることは違いないでしょう。とはいえ、ヤングライダー賞が誰になるのかには注目しています。
世の中ではマイヨ・ロホに注目が集まりますが、ツールの覇者が参戦しないことの多い大会で、ほとんどがセカンドエース対決になるのですが、今年はヤングライダー賞(マイヨ・ブランコ)に注目しています。というのも、一昨年の総合優勝者レムコ・エヴェネプールがツールの表彰台から、オリンピックのTTとロードレースで金メダリストへと駆け上がっているからです。ポガチャルのデビューもブエルタでしたし、ブエルタは若手有力選手の登竜門でもあるのです。
今年は23歳のカルロス・ロドリゲス(イネオス・グレナディアーズ)や今年のジロでヤングライダー賞に輝いたアントニオ・ティベーリ(バーレーン・ヴィクトリアス)が有力視されているようですが、個人的には若干21歳のキアン・アイデブルックス(ヴィスマ・リースアバイク)や20歳のイサーク・デルトロ(UAEチームエミレーツ)にも注目しています。特にデルトロはポガチャルの次を担う選手として注目されているのです。
優勝候補筆頭に名が挙がっているログリッジですが、ツールでの落車を見る限り、全盛期は過ぎ、下降期に入っている感じです。マイヨジョーヌを獲得するような選手でも、下降期に入ると落車が増えるシーンを何度も見て来ました。体力というより集中力が続かなくなるのが原因だと思っています。
ヴィスマはヴィンゲゴーはいませんが、昨年の覇者セップ・クスがエースを担います。ツール直前でコロナ感染でツールをスキップした悔しさをここで晴らせるでしょうか?今年はUAEのメンバーが強烈なので、ポガチャルが不在でも今年はUAEが3大ツール総なめということになるかもしれません。
UAEはヨハン・アルメイダとアダム・イエーツのWエース体制です。ツール・ド・スイスではアダム1位、アルメイダ2位という結果でしたが、ツールではアルメイダが総合4位、アダムは昨年のツール表彰台ですから、ポガチャル不在でも充分戦えるはずです。加えて未来のエース候補のデルトロ、ツールで強力なアシスト力を見せたマルク・ソレルとアシスト勢にも隙がないのです。
初日の個人タイム・トライアルでは米国TTチャンピオンのブランドン・マクナルティが勝利しています。初日からUAEでした。これから山岳ステージが始まり、おそらく決着が最終日まで縺れ込むことはないと思っています。
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