
ブエルタ・ア・ラ・コミュニタット・バレンシアナの2日目はラ・ヌシアから始まり、アルト・デ・パルテガーでフィニッシュする166㎞。優勝候補同士の激しいバトルと、最後の上り坂での壮大なフィナーレを征したのはバーレーン・ヴィクトリアスのサンティアゴ・ブイトラゴでした。上り坂で決定的なアタックを仕掛け、圧倒的な勝利です。

ジョアン・アルメイダとブランドン・マクナルティが率いるUAEチームエミレーツは、最後の上りでペースを上げすが、最後の500メートルでブイトラゴが決定的なアタックを仕掛け、チームメイトのビルバオをオーバーテイクし、4時間7分54秒で単独フィニッシュラインを通過しました。ビルバオは9秒差の2位をキープし、アルメイダは13秒差で3位に終わりました。

この結果を受けても初日のチームTTで築いたタイム差が大きく、リドル・トレックのマティアス・ヴァチェクが総合首位をキープしています。ただ、タイム差はアルメイダにわずか3秒、ブイトラゴに5秒の僅差なので、今日のステージで逆転も可能です。

今日の第3ステージはアルヘメシからアルプエンテ迄の180kmです。3級2つにゴール前30㎞から始まる1級の峠が待ち受けている山岳ステージになります。逃げも決まりそうなコースですが、UAEエミュレーツはそれを許さないでしょう。シバコフもいるチームなのでここでアルメイダが総合首位に立てるのかに注目しています。
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