ロードバイクに乗り始めた頃は、ペダルにシューズが固定されるビンディングペダルには怖さがありました。ただ、スピードを上げようとするとフラットペダルではケイデンスが上げ辛いので、ロードバイクにはビンディングペダルは必須だと直ぐに分かりました。『弱虫ペダル』の小野田坂道君のようにママチャリのフラットペダルでハイケイデンスというのはやはり漫画の世界なのです。
今年の冬に生まれて初めて足を骨折し、自転車に乗るどころか歩く事もままならない状況になってしまいました。入院しての手術から、ギブス、装具と歩く事にも不自由する時期を経て、室内ローラー台でリハビリが許可されたものの、骨折部位の浮腫みがありビンディングシューズが履けず、片足だけフラットペダルにしていた時期がありました。
今年の冬に生まれて初めて足を骨折し、自転車に乗るどころか歩く事もままならない状況になってしまいました。入院しての手術から、ギブス、装具と歩く事にも不自由する時期を経て、室内ローラー台でリハビリが許可されたものの、骨折部位の浮腫みがありビンディングシューズが履けず、片足だけフラットペダルにしていた時期がありました。
雪が融けても外を走れないストレスもゴールデンウイークには何とかフラットペダルで走る事で、少しずつ解消されて行きました。通勤用のMTBやグラベルロードはフラットペダルでしたから、骨折明けのリハビリには丁度良い感じだったのです。
ただ、回復が進みケイデンスが上げられるようになってくると、どうしてもビンディングペダルが恋しくなったのですが、患部の浮腫みがなかなか改善しない為、ビンディングシューズが履けない時期が続きました。浮腫みが牽いてからも、ビンディングを外す時に足首を捻る動作が不安で、先ずは室内ローラーで脱着のトレーニングから始めることになったのです。
私が初めてのロードバイクのTCR2にビンディングペダルを装着したのが2011の春でしたから、あれから13年という歳月が流れているのです。私はビンディングペダルはSPDという2つ穴タイプをずっと愛用しています。ペダルのメーカーや種類は様々あるのですが、ビンディンシューズは2つ穴タイプと3つ穴タイプの2種類です。
シマノのビンディングペダルは2つ穴のSPDと3つ穴のSPD-SLの2種類、LOOKやTIME、SPEEDPLAYなどは3つ穴のシューズが必要になります。勿論、メーカーによってシューズに取り付けるクリートは違いうのでさらに注意が必要です。
私はレース志向が無く、のんびりとロングライドを楽しみたいタイプなので、最初から歩き易いSPDペダルを選びました。ペダルを決めるとシューズも自ずと2つ穴のものに限られます。SPDペダルはSPDペダル最軽量のPD-A600を選びました。当時SPD-SL用のPD-6700でも314gでしたから、PD-A600の286gは魅力的だったのです。今でもSPDペダルの最軽量モデルはPD-A600の後継PD-ES600です。シューズはシマノのSH-M087のWサイズでした。
SPDペダルはMTBやグラベルで使用されることが多いので、ロードやツーリング用のペダルの種類は少ないのが残念です。クランクブラザーズなどはさらに軽量なSPD用のペダルをラインナップしていますが、踏み面が小さいのでロードバイクで思いっきり踏み込むとシューズがぐらつくのが難点です。これはシマノのMTB用のSPDペダルでも同じです。
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