今年の初めにcannondaleからLAB71のSupersix EVOが発売されました。価格は180万円で、とうてい私に手が出せるバイクではありませんでしたが、非情に魅力的なロードバイクで、大きな注目を集めました。エアロロードのSystemsix程のゴツさは無いものの、ヘッドチューブやフロントフォーク、そしてダウンチューブといった部分がマッシブかつ、エッジの効いたデザインに変化していました。スリムに扁平したシートポストの幅は何と15mm強という薄さなのです。
春先にはHM(ハイモッド)モデルが発売され、価格はかなり抑えめになりました。これで、NM(ノーマルモッド)が出てくればと期待していたところ、秋になって12速105のNMのSupersix EVOが399,000円という驚きので発売されたのです。LAB71の1/4以下、HMの半分という価格なのですから!!
第3世代のSupersix EVOを購入して3年足らずなので、しばらく検討しようとは思っていたのですが、行きつけのショップへ今年買い替えを検討していたMTBを見に行くと、なんとサイズ51のSupersix EVOが入荷しているではありませんか!!ダウンチューブに燦然と輝く大きなcannondaleのロゴに一見惚れ!!わずか1時間で購入を決めていました。
CAAD12以降のcannondaleのバイクのロゴは目立たなくなっていて、少し気になってはいたのです。第3世代のSupersix EVOに至ってはcannondaleのロゴもSupersix EVOのロゴもほとんど分からない状況なのですです。CAAD12迄はスピードSAVEのホリゾンタルフレームですぐにそれと分かりましたが、第3世代のSupersix EVOは今流行りのフレーム形状のため、外見だけで見分けるのは困難になっていたのです。
それが、この第4世代ではLAB71とフレームとシートポスト形状は全く同じで、違うのはハンドル周りとホイールだけです。ダウンチューブには銀色に輝くcannondaleのロゴが…勿論、12速化しているとはいえ機械式105ではシフトケーブルを内装出来ないのが唯一残念なところではあるのですが…
とはいえ、ディスクロードは初めてで、これまでの軽量ホイールはリムブレーキ用ばかりでした。Topstone用のDB専用ホイールはありますが、第4世代のSupersix EVOは明確にエアロ化されたバイクで、既設のホイールでも同じコース・同じ距離の試走でCAAD12に比べ10W減のパワーで1km/hの速度UPがありました。45mm程のディープリムホイールを履かせればどうなるのかと考えると、ワクワクが止まりません。
この第4世代のSupersix EVOは空力を意識し始めた頃の第3世代とはまるで別物に仕上がっています。エアロ性能を追求するために、相当な研究費が投入されたことが、LAB71の180万円という価格に表れているのではないでしょうか?これまでHM(ハイモッド)とNM(ノーマルモッド)の2種類だったバリスティックカーボンに、最先端のカーボンファイバーとナノレジンを組み合わせ、従来よりも素材使用量を抑えつつ、より高いパフォーマンスを発揮できる「シリーズ0カーボン構造」のLAB71を加え、3種類のグレード展開となり、最下級グレードの機械式105の12速モデルが399,000円ですから、単にカーボン素材の違いやパーツの違いだけで140万円以上の価格差は考え辛いからです。
上に厚くした価格設定は私のようなホビーユーザーにはとても有難く、後々。ディープリムホイールやエアロハンドルバー等を装着して行く楽しみも残されているのです。これは還暦をとうに過ぎ、古希に近づきつつある私にとって、おそらく最後のロードバイクになるのではと思っています。
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