ニケとミケ

捨て猫にゃん子2匹と、先輩捨てられ犬チョコの日々の記録

気仙沼漁港の再興

2011-06-28 23:42:00 | ふと、思ったこと
                    

 なんか暫くぶりにテレビを見た感じで、お気に入りのテレビ東京の「何でも鑑定団」を見て、そのままチャンネルを変えずに居たら、「ガイアの夜明け」とかいう番組がやっていました。

 番組の最初の頃は、ナビゲーターが役所さんかなんかで、チラリと見ていたのですが、どうしても10時からは、ニュースステーションとかに、チャンネルを変えてしまい、ナビゲーターが、現在の、何とか千里さんの旦那さん(名前が・・・思いつかない・・・ショック!)に替わってからは、全く見ていませんでした。

 最近は忙しさのせいもあり、ニュースステーション自体もほとんど見ていない始末で、今日はチャンネルを変える事も忘れていたというのが、本当の所です。

 で、番組はというと、気仙沼漁港の再開を、かつお漁と、それを取り巻く色んな方の思いや、思惑や障壁などを通したドキュメントとして描いていました。

 ま~ボワ~と見ていたのですが、それは、内容的には、色んなニュースなどで取り上げられて、私のように耳で聞いているだけでも憶えているような事柄を、単に、少し深く描いて、つなぎ合わせただけの物だったように感じて、今一興味を引いたというようなことはありませんでした。(不謹慎ですみません)

 そんな中で、唯一、千葉沖で、アサリか何かを採っている漁師さんが(何故か、東京にオフィスを持っているのが不思議ですが)船を流された、被災地の猟師さんたちに、各地の使っていない漁船を、無償で提供する取り組みをしている、というお話でした。

 勿論この話も、随分前から、各地の漁師さんが、寄贈している話題がニュースで報道されていて、道内からも結構な漁船が提供されているはずです。

 この方は、元々全国の50人くらいの漁師さんと、ネットワークを作って、さまざまな取り組みをしていたそうで、道内にも賛同者がいるようなので、道内の無償提供がその一環なのかは、チト分りません。

 ま~、船の提供自体も大変な行動力が必要な事なんでしょうが、私が思わず、「この人すごいな!」と言ったのは、折角漁船を提供しても、漁港が壊れていて、漁船を係留しておけない、という漁村に対しての救済策を編み出した、その行動力に対してです。

 漁港に置いて置けないのなら、クレーンで吊り上げて陸に置こう、そのためのクレーンを無償で貸してもらおう。ということで、何のコネも無しに、いきなり、古河ユニック(だと思います)の社長さんに面会を求め、会ってくれた社長さんも大したもんですが、即決で、クレーンの無償貸与を承諾してもらいました。

 全くの無償のボランティアで、行動している事による、説得力が有ったと思いますし、いみじくも、古河の社長さんが言っていた、「何か手助けしたいと思っていたが、チャンネルが見つからなかった」全く時節にあった、話だったんだな~と思いました。

 変な会社(大きいという事かもしれません)だと、今回のような話も、下の担当者から、徐々に上に話が上がって、稟議書に載るには、随分時間がかかるのが普通で、古河ユニックだとしたら、相当大きな会社のはずで、本と、その辺りに感心しました。

 みんなで、かつおを食べなくっちゃね~。

 と言いながら、失礼な話ですが、ここんとこの報道で、気仙沼漁港が、生かつおの水揚げ日本一なのを知りました。すみません。今日は千葉さんのスイカを頂きました。大変美味しかったですよ。
                   

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