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ここんちもやっとこ正月料理だす。

2008-01-01 | 日常のあれこれ
スーパーでおせちパックのちっこいのを買ってきてくれたダーリン

私はあんまり正月料理好きじゃないんよね~
くわいとか、蓮根とか豆とかさ。地味じゃない~


でもせっかく買ってきてくれたで重箱につめてみました。
(こんなちょっとで結構高い!おせち業界ぼろい商売やに~☆とぶつぶついいながら。。。)


塗りの器が好きな母の影響でか
そんなに使う機会もないのに、安くていいのをみかけると
ついつい買ってしまったりする。

これも食器棚のこやしだった。
きれいな無地の重箱

3年ぶりくらいに表舞台にでてきました。

ダーリンは「正月っぽい!」と大喜び
こんなことで喜んでくれるんなら
もっとちゃんと準備しておけばよかったね~

来年からはちゃんと正月しますんで☆


おせちって、子供の頃から好きじゃないんですよね~
雑煮もおもちも好きじゃなくて。
いきなり3段目くらいの栗きんとんに直行していた。


それ以外は食べられる物があまりなく、
しょうがなくかざり風な紅白のかまぼこに醤油をつけて食べたりしていた。

それに目をつけた父。
「おまえはかまぼこが好きやな!」

そのせいで、いつのまにか私はかまぼこが大好き、ということになってしまい
年中、鍋でも何でも私の皿にはたべろたべろとかまぼこがいっぱい送り込まれてくる。

ありがた迷惑である。

そのうちにかまぼこだけではなく
練り物全般が好き、という事に噂は広がり、
おでんではちくわ、ごぼてん、なべでは三食団子、などなど
だいたいあまり人気がなく
しかも腹のふくれる迷惑なネリモン類が私の皿に次々に放り込まれる次第となった。

子供って言うのは結構エンターテイメント性があるもので
人が喜んでくれるのならしてあげたい、と思ったりするもの

で、ま~いいか
と喜んだふうにしていた。


んで、近年30歳になるまでずっとかまぼこが好き、というテイをもたされていた
のだが、私ももう大人

ちょっとばかし健康に気を使い、美味しい物を少しずついろいろ頂きたいお年頃なのである。

こないだの鍋でもう練り物ばっか喰わんでもいいだろう、という気分になり、

「私実はかまぼこはそんなに好きじゃないんよ」とやんわり拒否してみた。


そしたらみんなふ~ん、とさして驚かない様子。

あれ!?
なに!!?
みんな私がかまぼこ好き、って思ってなかったの!?

私の長年の練り物修行はなんだったの!


と非常に腑に落ちない、いやちょっと憤慨な気持ちなのでした。。。。


でもね正月のかまぼこは上等だからちょっとおいしいの
だから醤油とかつけてシンプルに食べるのはけっこう好きかも。


ところで
シンプルな重箱って木製の本物だと20万は下らない。。。
私は普段使いは3-4千円ので十分だと思う。
ウレタン塗装だけど土台が厚めならぱっとみためかわらないし。

これとか陶器製でおもしろい。
塗りとかなんかナチュラル生活ってかんじでパンとかお菓子もあいそうな。