ずいぶん前になりますが、ロタ島を訪ねたことがありました。ロタ島はミクロネシア諸島、グアムとサイパンの間にある周囲40km位の小さな島です。人口はわずか3300人で、主な産業は漁業と観光です。日本からはサイパンかグアム経由で行けます。
観光客はスキューバダイビングの人がほとんどで、人間に荒らされていない島なので、海がすごくきれいなのです。
1914年に日本が赤道以北の南洋諸島を占領したことにより支配権は日本がもっていた。ロタ島はサイパン、テニアンに比べ島の開拓が遅れ、1934年当時でもロタに住む日本人はわずか1000人余りであった。それでも1935年12月に製糖工場が完成し、砂糖の生産が開始された。しかし、砂糖の生産はうまくいかず、製糖工場は三年余りで操業停止してしまう。地上戦は行われず、終戦まで周辺から孤立した状態に置かれた。1978年以降はアメリカ合衆国の自治領となる。ロタ島には日本統治時代を思わせる赤煉瓦造りの製糖工場跡や、旧日本軍砲台跡などが今なお残されています。
海以外になにも無い島なので、波の音を聞きながら、何もしない時間を過ごすにはもって来いの場所です。にぎやかな所が好きな人は来ない方が良いでしょう。
レストランに行ったら、ちょうど現地の人の結婚式がスタートするところで、子供達もオシャレしてました。
ロタの海に潜ったらもう地上へは上がってきたくありません。