祁県映海戴氏心意拳倶楽部 公式ブログ

戴隆邦から脈々と受け継がれる戴氏心意拳。王映海伝戴氏心意拳の日本での伝承を行う祁県映海戴氏心意拳倶楽部の公式ブログです。

身如弓、手如擶

2013-04-13 11:42:29 | 理論―陰陽五行、名言集

身如弓、手如揃

  投稿日:2009年 5月25日(月)20時52分16秒

返信・引用

 

 

    「体は弓の如く、手は矢のごとし」
戴氏心意拳の身法は、まさに弓である。こういった喩えが具体的な練拳と一体になると、実質の有効な練功になっていく。

 

 

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天地人三才合一

2013-04-13 11:40:40 | 理論―陰陽五行、名言集

天、地、人

   投稿日:2009年 6月14日(日)05時54分23秒

返信・引用

 

           「練功中には、天地人しかない。」
 天、地、人というと日本の武将等の言葉に思えてしまうが、元々はそうではない。中国の古代から伝わる言葉だ。
「天、地、人」を「三才」とか「三体」とかいうと説明すれば、ああなるほどと思う人もいるだろう。「無極から太極へ、三才、五行、八卦へと変化する」という易学の話は難解になっていくが、大まかな論として捉えてほしい。
武術は、この「天、地、人」を養成するための具体的な方法、実践だと思う。中国武術全般に言えることだと思うが戴氏心意拳は、より具体的だ。人は、天地の中にある。天と地、人をつないでいくように練拳する。すぐに、人と人、その中でだけで練拳すると、自分の中の自然を忘れてしまう。「拙力」「蛮力」「力み」といったものを消し去っていき「自然」な動き、ができるようになるためには、先ず自分の中の「自然」に目を向けなければならない。
戴氏心意拳は内功を重んじる。そして内から外を導いていく。内三合と外三合。それをつないでいくことそれが練拳であり、自分の中の自然は、有機的に連環し、自然に動けるようになる。自然とは科学だ。自然は、科学が「科学」という学問として存在するずっと以前の古代から、自然という科学として存在していた。きっとそれは宇宙の始まり、いやもっと以前から自然は科学だった。(この宇宙の外も、自然という科学から成り立っているはずだと思う。話は広がり過ぎ。)話を元に戻す。抽象論ではない。自然に動けるようになることは、自然な動きで相手を制していく大きな条件になっていく。「自然の美しさ」とは、機能美だ。自然の中にある美しさは、何らかの機能や働きと結びつき美しく、機能していく。自然な動きは、美しく、力、働き、作用を生み出していく。心、意、気、力という内三合は人という自然が生み出した科学だ。それによって人は天地と融合し、自然な動きになっていく。deng勁、頂勁といった表現は、力となって表れていく。

 

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