祁県映海戴氏心意拳倶楽部 公式ブログ

戴隆邦から脈々と受け継がれる戴氏心意拳。王映海伝戴氏心意拳の日本での伝承を行う祁県映海戴氏心意拳倶楽部の公式ブログです。

身体の記憶

2013-04-13 22:03:41 | 練法・技撃・学び方・健康・技法体系

 

身体の記憶

    投稿日:2011年 4月14日(木)22時49分1秒

返信・引用

 

 

 

 

戴氏心意拳の講習会では、「今の感覚をよく覚えておくように」ということを言われた人は多いはずです。例えば、自分の腰を落とした時の重心の位置であったり、傾き、負荷のかかり方とか.力の感覚だとか、・・

 

身体の記憶2

   投稿日:2011年 4月19日(火)21時20分28秒

返信・引用

 

 

練習の段階で、自分の目で形や動きを直接確かめたり、鏡やビデオを使うというのは、特に初歩の段階では大切ですよね。自分の動作を確かめながらしないと自分の脳内だけで正しいとか
自分はできてると思ってしまう。はじめは自分の動作が正しいかどうかなんて、全くわからない。へんてこりんな動作が自然な動作だと思いこんでしまっている。
 だから、そんな拙い動作で固まってしまうのではなく、師に教えられた形や動作を記憶していく。これが正しい動作だと身体が記憶していけば、身体は自然にその動作になっていく。師に教えられた動作を目で確かめ、有る程度スムーズに動くことができはじめたら、今度は、目で確かめないで意識で確かめるようにする。意識が身体全体に配分されネットワークができていけば、身体は能が指令したとおりに動くことができるようになる。

 

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手は巧にある

2013-04-13 22:01:49 | 練法・技撃・学び方・健康・技法体系

手は巧にある

   投稿日:2011年 4月21日(木)21時11分58秒

返信・引用

 

 

手は力を込める所だという先入観が武術や格闘技には有ると思うが、戴氏心意拳において力の源泉は丹田を中心とする動きだし、手はそれを伝える道具にしか過ぎない。手が練っていくのは力を込めることではなく、力の源泉をどう上手く伝えていくか、いかに手は巧妙になっていくかと言うことを練っていかなければならない。今回、アップした動画は
円の軌道を描く打撃が、円のどこでも連環して打てることを説明しています。
打った手はすぐ引き、次の打撃に備える、通常の格闘技で見られる打ち方ではなく、「手は無駄に落とさず」という打ち方ができるようになるには、単練によって、動きを練っていかなければならないし、手を巧緻性の持つものにしていかなければならない。
 動画は、 活動日誌 http://sun.ap.teacup.com/dentoubujutu/

 

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連打

2013-04-13 13:22:36 | 練法・技撃・学び方・健康・技法体系

 

戴氏心意拳についての質問です。

  投稿者:土佐の光龍  投稿日:2011年 5月 1日(日)14時53分41秒

返信・引用

 

 

 

 

以前の質問の続きですが、束展身の打撃について、基本的に2打打ちでは無いのでしょうか?束身と歩法で重心を相手の中心に当てて、浸透勁を使い、展身で爆発勁を使って内臓を破壊する。連打では、勁が分散される感じでしょうか?こんな理解の仕方でいいのでしょうか?もうひとつ、打撃訣について質問です。手法ひとつ一つに細かく決まっているのでしょうか?

 

連打

    投稿日:2011年 5月 2日(月)22時58分54秒

返信・引用

 

土佐の光龍さん
連打については
http://sun.ap.teacup.com/dentoubujutu/
の方の蟷螂の動画ですよね。
2打うちでまちがいないです。正確に言うと手で二回打って、肘でも打っていますから三打ですけど。
連打であっても勁は分散されることなく、一つ一つの打撃は大きい物になっていくよう練習していきます。
打撃の歌訣などでは、「九歌」「手脚法」などでもそうですが、ひとつひとつわけてせつめいはされています。どの部位でも本質的には変わりませんが、細かい使い方についてはもちろん異なってきますので、くわしく実技を交えながら理解していくといいでしょう。
 拝師については、早く拝師したい気持ちはあると思いますが、段階を踏みながら、焦らずやっていくことだと思います。まずは、練拳を深めること、それから王映会師父との関係を深めていくことだと思います。

 

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立夏と陰陽五行

2013-04-13 13:20:19 | 練法・技撃・学び方・健康・技法体系

立夏

   投稿日:2011年 5月 9日(月)21時31分57秒

返信・引用

 

 

6日の立夏が過ぎ、ここ鹿児島では、急に蒸し暑い日でした。皆さんの地域ではいかがだったでしょうか?
中国の陰陽五行では、夏は「生長」の季節といわれ、天地陰陽の気が盛んに交流され、陽気が盛んに発生するので万物がどんどん成長していく。
それを基にした養生法では、夜は遅く寝て、朝は早く起きるのがよく、物事に怒らず、気持ちよく過ごすことが大事だと言われています。「心」を養う時期なので血行をよくし、ほどよく運動し、精神をリフレッシュすることが大切だと言われています。陽気は活発な性質を持っていますので、運動をせず、だらだら過ごしていると、ストレスや熱がたまり、体がかっかとして、不眠やうわごと、精神不安、イライラや怒りなどが起こることが考えられ、ほどよく汗をかき、熱を下げる必要があります。また、熱を下げようと冷たい物を飲食する習慣がつくと陽気が弱められ、頭が重くなったり、めまいを起こしたりする。陰虚なることで腹の調子が悪くなったり、むくみ、潰瘍などが現れやすいといわれています。
 心身ともに気持ちよく開放的な日々にしていきたいですね。

 

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陰陽消長

2013-04-13 13:18:13 | 理論―陰陽五行、名言集

陰陽消長

   投稿日:2011年 5月19日(木)22時04分14秒

返信・引用 編集済

 

 

戴氏が根幹の理論に据えている陰陽の概念を理解しておかないと、束展の理解もおかしくなります。
昼がすぎればだんだん影が差してきて夕方、夜になるように、夜中が過ぎれば、しだいに日が差し朝が明けてくるように、「陰極まれば陽が生じ、陽きわまれば陰が生じる」というのを陰陽消長といい、戴氏でも一つの波が立ち、収まらないうちにうちに次の新しい波が起こるるように動きます。
「展が極まれば、束が生じ、束が極まれば展が生じてくる。」戴氏を学び始めてしばらくの間は束と展とを全く分けて練習します。しきりに王先生が皆さんに、「止まって、確認する」「速すぎる、慌ててはいけない」というのは、初学時は、しっかり止まって練習をしないとうまくならないからです。だからあまり早くから自分はできていると思って止まらない動きをすると、雑になってしまう。精妙さを作っていくことができない。だからしっかりとしっかりと師に就き、仔細をその人の段階に沿って指導してもらわなければならないと思います。その段階にきている人というのは日本でも数人でしょうから、まずは、正確な動きで重動がしっかりとできるようになることが大切だと思います。
 しかし、それはいつまでもその段階にとどまっていてはいけない。王先生に「あなたは戴氏の門の入り口に立っている」といわれた方は特に、その練習は超えていかなければならない。
束と展が二つに全く別れているのではなく「展が極まれば、束が生じ、束が極まれば展が生じてくる。」といった波打つような(形ではありません)動きになっていかなければならない。「起也打、落也打」といわれるように束でも打てるし、展でも打てる。また束から展、展から束になるどの途中過程でも打てるようになってくるよう身法、歩法はねって行かなければならない。だからどこでも打てるし何回でも打てるのです。
 吐ききらない、吸いきらない、曲げきらない、伸ばしきらないどれも正解です。陰と陽は
全く反対の物ではなく、対立しながら一体であり、互いに根となし消えるように見えて生じ
ていく陰陽の概念の中に戴氏心意拳も存在しています。
 短い文章の中ではわかりずらいと思いますが、なかなか出版にこぎ着けないですが、戴氏心意拳の王映海師父監修、王喜成、原田著による戴氏心意拳の書籍にイラストをたくさん入れながらわかりやすく書いていますので、ぜひそれを読んでみてください。ピーアールもかねて!

 

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