昨日までの「大スランプ」ぶりからの回復を早めようと、今日はリズムを変えるために、双六でいうと「1回休み」にしてみました。
良い休養になればいいのですが…。
とりあえず、一旦手を抜いてみることにはしました。
お見舞いのコメントも頂戴しています。感謝感激ですね。
*************************************
9月8日に開幕した『東京六大学秋季リーグ戦』。
秋もすっかり深まり、リーグ戦もクライマックスを迎えることになりました。
各大学とも「ライバル校」との対戦が残り、今週で閉幕する最終週はもちろんこのカード…『早慶(慶早)戦』です。
早稲田大学が勝ち点を挙げれば、その時点で早稲田大学の優勝。
慶應義塾大学が負けなしで勝ち点を挙げれば、慶應義塾大学の優勝。
慶應義塾大学が2勝1敗で勝ち点を挙げると、明治大学と優勝決定戦に、優勝の行方は持ち越されます。
優勝の行方がこのカードで決まる、最高の盛り上がりを見せた最終週…。
それでは、この早稲田大学 対 慶應義塾大学の伝統の一戦について、振り返りましょう。
1回戦
この試合は、息詰まる投手戦。
両校とも、9回を終えても「スコアレスドロー」の状態。
この試合には、両校の「エース格」である、早稲田大学の「ハンカチ王子」こと斎藤投手、慶應義塾大学は加藤(幹)投手投げ合いとなりましたが、早稲田大学は継投策で、斎藤投手は6回を無失点で責任を果たしました。
延長戦に入った12回裏、慶應義塾・青池選手が早稲田大学の4人目の須田投手から内野安打を放ち、これが決勝点。結局1-0のサヨナラで慶應義塾大学が勝ちました。
慶應義塾の加藤投手は、結局この試合を一人で投げ抜き、166球の完封。
これで、慶応義塾が優勝に王手をかけたわけですが、さて…。
2回戦
慶應義塾が勝てばリーグ優勝決定、早稲田大学が勝てば、明治大学も含めた3校に優勝の可能性が出てくる大事な一戦になりました。
この大一番に、慶応義塾は、次期エース候補の中林投手を先発に送り出しました。
一方の早稲田大学も、中継ぎで主に活躍して要所を締めていた松下投手を先発に送り出しました。
結果は、この試合も完封試合。
結局、早稲田大学が2-0と勝ち、この時点で3校に優勝の可能性が出てきました。
それにしても気がかりなのは、秋季リーグ戦は一貫して、慶應義塾打線が湿り気味です。
この試合も、松下投手の前に、僅か5安打…。
3回戦で、眠っていた打線が爆発するでしょうか。
3回戦
優勝はこの時点で、明治大学まで含めて3校に可能性があります。
早稲田大学は、この試合に勝てば自動的に優勝、慶應義塾が勝てば、明治大学との優勝決定戦となる大事な一戦です。
その3回戦は、1回戦同様、早稲田・斎藤、慶應義塾・加藤(幹)の再対決が実現。
慶應義塾の加藤(幹)投手が3連投となるのが気がかりですが…。
結局、その加藤(幹)投手の3連投が響いたのか、早稲田大学が序盤から圧倒し、7-0で早稲田大学が勝ち、勝ち点をゲット。
完全優勝はなりませんでしたが、勝率で明治大学を上回り、3季連続の優勝を決めました。
おめでとうございます。
この試合は、結局先発の両投手が最後までマウンドに上がりましたね。
両校の「エース」を、両監督がファンに誇示した格好かもしれません。
結果的には、早稲田・斎藤投手に凱歌が挙がったわけですが、加藤投手も、このカードの全てで登板し、399球も投げたのですから、敗れはしましたが立派なことです。その健闘ぶりは讃えるに値するのではないでしょうか。
これで秋季リーグ戦の全日程が終了し、以下の結果となりました。
優勝:早稲田大学
2位:明治大学
3位:慶應義塾大学
4位:法政大学
5位:立教大学
6位:東京大学
早稲田大学の斎藤投手は、春季リーグ戦に引き続きベストナインに選ばれ、早稲田大学からも斎藤投手を含めた7人が選出されたようですね。
リーグ戦では5位ながらも、立教大学から2名が選出されている点は、注目に値します。
立教大学は、春は全く元気なし…でしたが、秋は本当に面白くしてくれました。
投手も、1年生の仁平投手が「大黒柱」に成長を遂げたように感じられ、来年春以降の台風の目になるかもしれません。
春ほど、「ハンカチ王子フィーバー」は起こらなかったとの報道もあり、落ち着きは徐々に取り戻しつつあるのかなと感じます。
そうなると、各大学とも、雑音に苛まれることなく、実力を遺憾なく発揮できますから、益々リーグ戦が楽しみになります。
春にこのフィーバーの立役者となった斎藤投手も、秋季リーグ戦では3勝2敗。
「春より確実に変わっている」と豪語しましたが、他の5校に研究された結果として、春の5勝無敗から、成績としてはダウンしました。
ですが、それでも5大学相手に全て登板しましたので、その意味では、早稲田大学の将来を背負って行く柱であることには、違いはないでしょうね。
さて、慶應義塾大学のエースの加藤(幹)投手は、プロ入りを宣言しました。
どの球団が交渉権を獲得するでしょうか。
プロでも活躍してもらいたいと思いますし、見守りたいですね。
3年生以下が、年を越して、来年の桜が咲く頃に、どんな成長を遂げるか…早くも楽しみです。
一方で、最後まで残念だったのは、応援団の団旗が、最後まで「5本」だったことですね。
最後は、せめて…と思いましたが、その応援団ファンの願いは通じませんでした。
その点は、悔いが残りますね。
六大学の選手の皆さん、お疲れ様でした。
そして、4年生の選手の皆さんの、今後のそれぞれの進路でのご活躍を、ファンとして心からお祈り申し上げます。
良い休養になればいいのですが…。
とりあえず、一旦手を抜いてみることにはしました。
お見舞いのコメントも頂戴しています。感謝感激ですね。
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9月8日に開幕した『東京六大学秋季リーグ戦』。
秋もすっかり深まり、リーグ戦もクライマックスを迎えることになりました。
各大学とも「ライバル校」との対戦が残り、今週で閉幕する最終週はもちろんこのカード…『早慶(慶早)戦』です。
早稲田大学が勝ち点を挙げれば、その時点で早稲田大学の優勝。
慶應義塾大学が負けなしで勝ち点を挙げれば、慶應義塾大学の優勝。
慶應義塾大学が2勝1敗で勝ち点を挙げると、明治大学と優勝決定戦に、優勝の行方は持ち越されます。
優勝の行方がこのカードで決まる、最高の盛り上がりを見せた最終週…。
それでは、この早稲田大学 対 慶應義塾大学の伝統の一戦について、振り返りましょう。
1回戦
この試合は、息詰まる投手戦。
両校とも、9回を終えても「スコアレスドロー」の状態。
この試合には、両校の「エース格」である、早稲田大学の「ハンカチ王子」こと斎藤投手、慶應義塾大学は加藤(幹)投手投げ合いとなりましたが、早稲田大学は継投策で、斎藤投手は6回を無失点で責任を果たしました。
延長戦に入った12回裏、慶應義塾・青池選手が早稲田大学の4人目の須田投手から内野安打を放ち、これが決勝点。結局1-0のサヨナラで慶應義塾大学が勝ちました。
慶應義塾の加藤投手は、結局この試合を一人で投げ抜き、166球の完封。
これで、慶応義塾が優勝に王手をかけたわけですが、さて…。
2回戦
慶應義塾が勝てばリーグ優勝決定、早稲田大学が勝てば、明治大学も含めた3校に優勝の可能性が出てくる大事な一戦になりました。
この大一番に、慶応義塾は、次期エース候補の中林投手を先発に送り出しました。
一方の早稲田大学も、中継ぎで主に活躍して要所を締めていた松下投手を先発に送り出しました。
結果は、この試合も完封試合。
結局、早稲田大学が2-0と勝ち、この時点で3校に優勝の可能性が出てきました。
それにしても気がかりなのは、秋季リーグ戦は一貫して、慶應義塾打線が湿り気味です。
この試合も、松下投手の前に、僅か5安打…。
3回戦で、眠っていた打線が爆発するでしょうか。
3回戦
優勝はこの時点で、明治大学まで含めて3校に可能性があります。
早稲田大学は、この試合に勝てば自動的に優勝、慶應義塾が勝てば、明治大学との優勝決定戦となる大事な一戦です。
その3回戦は、1回戦同様、早稲田・斎藤、慶應義塾・加藤(幹)の再対決が実現。
慶應義塾の加藤(幹)投手が3連投となるのが気がかりですが…。
結局、その加藤(幹)投手の3連投が響いたのか、早稲田大学が序盤から圧倒し、7-0で早稲田大学が勝ち、勝ち点をゲット。
完全優勝はなりませんでしたが、勝率で明治大学を上回り、3季連続の優勝を決めました。
おめでとうございます。
この試合は、結局先発の両投手が最後までマウンドに上がりましたね。
両校の「エース」を、両監督がファンに誇示した格好かもしれません。
結果的には、早稲田・斎藤投手に凱歌が挙がったわけですが、加藤投手も、このカードの全てで登板し、399球も投げたのですから、敗れはしましたが立派なことです。その健闘ぶりは讃えるに値するのではないでしょうか。
これで秋季リーグ戦の全日程が終了し、以下の結果となりました。
優勝:早稲田大学
2位:明治大学
3位:慶應義塾大学
4位:法政大学
5位:立教大学
6位:東京大学
早稲田大学の斎藤投手は、春季リーグ戦に引き続きベストナインに選ばれ、早稲田大学からも斎藤投手を含めた7人が選出されたようですね。
リーグ戦では5位ながらも、立教大学から2名が選出されている点は、注目に値します。
立教大学は、春は全く元気なし…でしたが、秋は本当に面白くしてくれました。
投手も、1年生の仁平投手が「大黒柱」に成長を遂げたように感じられ、来年春以降の台風の目になるかもしれません。
春ほど、「ハンカチ王子フィーバー」は起こらなかったとの報道もあり、落ち着きは徐々に取り戻しつつあるのかなと感じます。
そうなると、各大学とも、雑音に苛まれることなく、実力を遺憾なく発揮できますから、益々リーグ戦が楽しみになります。
春にこのフィーバーの立役者となった斎藤投手も、秋季リーグ戦では3勝2敗。
「春より確実に変わっている」と豪語しましたが、他の5校に研究された結果として、春の5勝無敗から、成績としてはダウンしました。
ですが、それでも5大学相手に全て登板しましたので、その意味では、早稲田大学の将来を背負って行く柱であることには、違いはないでしょうね。
さて、慶應義塾大学のエースの加藤(幹)投手は、プロ入りを宣言しました。
どの球団が交渉権を獲得するでしょうか。
プロでも活躍してもらいたいと思いますし、見守りたいですね。
3年生以下が、年を越して、来年の桜が咲く頃に、どんな成長を遂げるか…早くも楽しみです。
一方で、最後まで残念だったのは、応援団の団旗が、最後まで「5本」だったことですね。
最後は、せめて…と思いましたが、その応援団ファンの願いは通じませんでした。
その点は、悔いが残りますね。
六大学の選手の皆さん、お疲れ様でした。
そして、4年生の選手の皆さんの、今後のそれぞれの進路でのご活躍を、ファンとして心からお祈り申し上げます。