Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

命の儚さ

2010-10-04 00:00:01 | 雑感
エントリーした日付は、形の上で10月4日にしているが、『スプリンターズS』の反省会なんてやっていられないほど、ショックを受けたし、改めて「命の儚さ」を感じた出来事が、今日(10月3日)あった。
なので、反省会は今回は、なし。

今日の朝、上司(私が籍を置く3人の職場のリーダー)から、突然電話があった。

電話を取ると、職場の先輩のご母堂様が逝去されたとのこと。
その日の昼に告別式があると告げられたので、参列してきた。

喪主である職場の先輩の、参列者に対する挨拶を拝聴して、正直ショックを受けた。
(先輩が、必死にこみ上げるものをこらえているのも、参列している私には、応えた。)

先輩のご母堂様は、1週間前にあった、私の住まい近くの八幡宮の大祭に元気に出かけ、帰宅しようと思っても、時間がちょうど良い公共交通機関(バス)がなかったので、徒歩で帰宅された程であったそうだ。

そして、逝去される当日も、住まい近くの温泉(先輩のお住まいは、私が住む社宅と近所なのですが、あるんです、近くに…)に出かけ、湯からあがった後に、大好きなカラオケを楽しまれている時に突然意識を失って倒れ、そのまま逝ってしまった…とのこと。

本当に、突然の最期で、「命の儚さ」を改めて思い知らされて、ショックだった。

私には、父も母も幸い健在で、埼玉の実家で2人だけで元気に過ごしている。

父は、先日の記事でも触れたけれど、中途採用ながら、ある大手電機メーカーの関連会社の重役にまで出世したが、「脱サラ」をして、ほんの少しだけ休んで、取得している中小企業診断士の資格を活かして、中小企業を中心に、企業コンサルタントを1人でやっている。
タバコも酒も飲むけれど、仕事がとにかく大好きみたいで(良い意味の「ワーカーホリック」かな?)、あちこち出かけている。
病院嫌いは相変わらずで、仕事がどうも「百薬の長」らしい。
でも、それが父の人生の楽しみなのだから、尊重している。

母は、私が学生の頃は「専業主婦」だったけれど、婦人服の縫製を内職にしていて、「3食昼寝付き」では少なくてもなかった。工業用ミシンで何でも作れる程、器用である。
私が社会人になってから、外でその縫製の技術を活かして、大手スーパーマーケット内のテナントで、紳士服の「お直し」の職に就いていた。
しかし、そのスーパーマーケットがリストラの対象になって、閉店されたことを機に「リタイア」して、実家の庭で(自慢ではないのですが、結構広いんです…)趣味のガーデニングを思い存分楽しんでいるし、600mしか離れていない母の実家に住む伯父(母の実兄)達と、旅行も楽しんでいるようだ。

しかし、今日の先輩のご母堂様の訃報に触れて、山口に住んでいる限り、「あと何回両親に顔を見せることができるのだろうか…」と、さすがに考えてしまった。

私は、長男。
なので、いずれ、どんな形を取るにしても、埼玉の実家には戻るつもりでいる。
両親が「元気だから」という甘えはあるけれど、だから山口で、もうしばらくは頑張ろうかな…とは思っている。だが、本音は複雑。

しかし、私自身にも、そして誰にでも当てはまることだが、どんなに元気にしていても、突然最期を迎える事があるかもしれない。

風屋さんが仰るように、明日、どんなことが身に降りかかっても、後悔しない人生を送りたいな…と、改めて感じた。

だから、人生、たった1秒の「無駄」なんて、実はないのだと思う。

nanaponさんが仰る、「生きているだけで、まる儲け」って、本当だと思う。
だから、私なりに、精一杯生きていきたいし、応援団の事も、拙ブログで思う事を書いていきたいと思う。
Comments (4)
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