「生協だれでも9条ネットワーク」

日本国憲法と平和主義、民主主義を守る活動を進める生協関係者のネットワークのブログです

【参加の呼びかけ】「共謀罪法廃止!安倍政権退陣!6.19総がかり行動」

2017-06-18 19:13:26 | 参加のよびかけ

【参加の呼びかけ】「共謀罪法廃止!安倍政権退陣!6.19総がかり行動」
と き:6月19日(月)18:30~
ところ:国会議事堂正門前
主催:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
※総がかり行動実行委員会の行動予定の記事→こちら
※「生協だれでも9条ネットワーク」の幟旗は17:30頃国会正門を前に見て右手側通路に立てます。何かの際の連絡は、藤原携帯までお願いします。

国会周辺図

<管理人より>
大久保厚さんが大学生協関係のメンバーに情報をお伝えくださっています。6/15付けのお知らせの文章を以下、ご紹介いたします。

 本日6月15日は60年安保闘争の国会前抗議活動で樺美智子さんが圧死した日でもあります。本日の国会前抗議行動の参加者として登壇した「横浜事件」の治安維持法で逮捕・拷問・処罰された夫の国家賠償責任の訴訟を引き継ぐ夫人が、二度とこのような冤罪事件で悲しむ人をなくしたいとの発言がありました。
「安部政権を打倒!」しない限り、この国の未来はないと決意するしかありません。共謀罪は7月11日に発効します。内閣打倒と叫べば、共謀罪の準備行為として監視マークされ、計画を準備した瞬間にテロ等準備罪で逮捕されることが現実に起こることが想定されます。沖縄辺野古の山城博治さん(沖縄平和センター議長)と同様に様々な反対運動活動家が逮捕・拘留される可能性が予期されるということに他なりません。
 7月号の『世界』(岩波書店)に山城さんのインタビュー記事が掲載されています。警察が山城さんにどのような尋問を迫ったかが詳細に語られています。周辺者との情報を聞き出し、共謀する周辺者として断定し、しかも密告すれば、減刑する司法取引を奨励するものです。つまり戦前の特高警察の手法そのものです。
 いずれにしろ、倒閣しか問題は解決しません。都議選をその最初の場にしないといけませんね。

※『世界』2017年7月号の編集後記もご参照ください。→こちら

【情報】「共謀罪」法成立を報じる夕刊各紙+世界平和アピール七人委員会の6/10付声明「国会が死にかけている」

2017-06-16 23:59:32 | 情報提供

<K.Mより寄稿>
【情報】「共謀罪」法成立を報じる夕刊各紙
 「共謀罪」法の成立を新聞各紙がどのように報じているか、ざざっとではあるが紹介させていただく。
 職場の新聞ラックにある6/15付け夕刊5紙を撮影。産経新聞は購読していない。産経新聞は購読料の安さを売りにし、ネット配信も無料。フジサンケイグループ全体で収支バランスをとっていると聞いているが、一時期は自民党が読者を増やしていたというからスタンスは推して知るべし。
 冒頭の写真は、日経、朝日、毎日、東京の4紙の1面を折った状態で並べて撮影。この4紙はいずれも「共謀罪」法と表記し、採決強行と表現している。
 一番下の写真は1面を広げて読売新聞と東京新聞を並べて撮影。読売はテロ準備罪法と表記し、採決強行という表現は使わない。「不安解消へ 更なる説明必要」と政治部の女性記者が添えてはいるが。東京新聞は、「取材班の目」として「数の力で封殺」と担当デスクが書いている。「国会周辺で『共謀罪』の法成立に抗議する人たち」の写真を添えているのは東京新聞だけだ。
 新聞の購読者が減っているとはいえ、読売新聞が最大の部数を堅持している。ということはこの論調を素直に受け止めている人たちが多数派なのだということを肝に銘じなくてはならないと思う。日経は政治報道はけっこう客観的だ。事業の経営というものはバランス感覚が大事ということで政権の提灯記事を書く新聞では読んでもらえないということだろう。


【情報】世界平和アピール七人委員会の6/10付声明「国会が死にかけている」
 facebookでも、また生協の役職員OBからのメールでも情報をいただいた「世界平和アピール七人委員会」の6/10付声明をご紹介する。
2017 125J 国会が死にかけている(2017.06.10)
アピール WP7 No.125J 2017年6月10日
世界平和アピール七人委員会:武者小路公秀 土山秀夫 大石芳野 小沼通二 池内了 池辺晋一郎 髙村薫

 かつてここまで国民と国会が軽んじられた時代があっただろうか。
戦後の日本社会を一変させる「共謀罪」法案が上程されている国会では、法案をほとんど理解できていない法務大臣が答弁を二転三転させ、まともな審議にならない。安倍首相も、もっぱら質問をはぐらかすばかりで、真摯に審議に向き合う姿勢はない。聞くに耐えない軽口と強弁と脱線がくりかえされるなかで野党の追及は空回りし、それもこれもすべて審議時間にカウントされて、最後は数に勝る与党が採決を強行する。これは、特定秘密保護法や安全保障関連法でも繰り返された光景である。
 いまや首相も国会議員も官僚も、国会での自身の発言の一言一句が記録されて公の歴史史料になることを歯牙にもかけない。政府も官庁も、都合の悪い資料は公文書であっても平気で破棄し、公開しても多くは黒塗りで、黒を白と言い、有るものを無いと言い、批判や異論を封じ、問題を追及するメディアを恫喝する。
こんな民主主義国家がどこにあるだろうか。これでは「共謀罪」法案について国内だけでなく、国連関係者や国際ペンクラブから深刻な懸念が表明されるのも無理はない。そして、それらに対しても政府はヒステリックな反応をするだけである。
しかも、国際組織犯罪防止条約の批准に「共謀罪」法が不可欠とする政府の主張は正しくない上に、そもそも同条約はテロ対策とは関係がない。政府は国会で、あえて不正確な説明をして国民を欺いているのである。
 政府と政権与党のこの現状は、もはや一般国民が許容できる範囲を超えている。安倍政権によって私物化されたこの国の政治状況はファシズムそのものであり、こんな政権が現行憲法の改変をもくろむのは、国民にとって悪夢以外の何ものでもない。
 「共謀罪」法案についての政府の説明が、まさしく嘘と不正確さで固められている事実を通して、この政権が「共謀罪」法で何をしようとしているのかが見えてくる。この政権はまさしく国会を殺し、自由と多様性を殺し、メディアを殺し、民主主義を殺そうとしているのである。

※HPでの情報はこちら
※世界平和アピール七人委員会→wikipediaの情報はこちら
1955年(昭和30年)11/11に知識人による平和問題に関する意見表明のための会として結成された。初代委員は、下中弥三郎(世界連邦建設同盟理事長)、植村環(日本YWCA会長)、茅誠司(日本学術会議会長、東大教授)、上代たの(日本婦人平和協会会長)、平塚らいてう(日本婦人団体連合会会長)、前田多門(ユネスコ日本委員会理事長)、湯川秀樹(京大基礎物理学研究所長)。提唱者の下中弥三郎は、平凡社の創業者、日本初の本格的百科事典の刊行、大正期の自由教育運動。戦後、賀川豊彦と共に取り組んだ世界連邦運動の肩書きで名を連ねている。このことを知ることで現在の生協に関わる方々にもより身近になるだろう。
 ちなみに四ツ谷の主婦会館の土地は、下中弥三郎が奥むめおに売りましょうと言い、「必死の募金の活動により、とうとう1000万円を超える金額が集まって、平凡社、下中弥三郎の土地を譲ってもらうことができました」とのこと。(古川奈美子著『奥むめおものがたり』より。)

【情報】6/15参議院本会議での共謀罪法案強行採決糾弾!+当面の行動について

2017-06-15 23:59:31 | 情報提供


参議院での「共謀罪」法案審議が強引に進められ、与党+αは6/15(木)7:46に法務委員会採決を省略して、「中間報告」という禁じ手も使って、参議院本会議での強行採決を行いました。
 そして、森友・加計疑惑では文科省メールの再調査報告が出され、内閣府の調査も行われることになりました。しかし、会期末を考えるとあまりにも国会・国民を無視する民主主義不在の運営ぶりです。

 本日、12:00からの国会議員会館前の抗議集会は900人が参加し、「生協だれでも9条ネットワーク」と「生協九条の会・埼玉」から5名が参加しました。18:30からの国会正門前の抗議集会には5,500人が参加し、「生協だれでも9条ネットワーク」と「生協九条の会・埼玉」から12名が参加しました。私たちは共謀罪を廃止させ、何としても安倍政権の暴走を止めるためにあきらめることなく、引き続き声をあげ、行動して行きたいと思います。

 本日早朝の参議院本会議での共謀罪強行採決を受けて「総がかり行動実行委員会からの行動提起が変わりました。6/16(金)に予定されていた国会周辺での抗議行動は中止となり、毎月19日行動の6/19(月)の国会前行動への結集が呼びかけられました。(毎週金曜日に国会前で抗議行動を続けてきた「未来のための公共」も6/16の抗議は中止して、6/15の抗議に全力を上げるとのことです→こちら

【参加の呼びかけ】「共謀罪法案廃案!安倍政権退陣!6.19総がかり行動(仮称)
と き:6月19日(月)18:30~
ところ:国会議事堂正門前
主催:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
※総がかり行動実行委員会のHPでの情報→こちら
※「生協だれでも9条ネットワーク」の幟旗は17:30頃国会正門を前に見て右手側通路に立てます。連絡は藤原携帯までお願いします。
2017.6.15
生協だれでも9条ネットワーク世話人会有志

写真はいずれも6/15(木)18:30からの国会前抗議集会に参加して撮影したもの。
↓宗教者緊急集会の皆さん

↓私教連の皆さん

↓「生協だれでも9条ネットワーク」の幟旗を中心に。

↓6/15(木)19:30からは同じ場所で「未来のための公共」による抗議行動。同じ演台でタッチ交代。続々と若い世代がつめかけてくる。この世代は組織参加ではないので幟旗ではなくカラフルなプラカードが林立する。若い世代のコールに唱和しながら本日は帰路につく。
「共、謀、罪、反対」、「I say 国民、You say なめるな」、「I say 勝手に、You say 決めんな」、「いいねも押せない社会をつくるな」・・・。テンポも速い。昨晩の生協労連のライブ配信をながら見していたのでなんとかついていけた(苦笑)


※生協労連のfacebookのユーチューブでのライブ録画の記事がアップされました。
【ライブ録画】6/15(木)総がかり&未来のための公共、共謀罪法案強行採決に反対する国会前緊急大抗議行動

【情報】本日6/14参議院本会議で共謀罪法案を強行採決しようとする暴挙!

2017-06-14 21:45:09 | 情報提供

<管理人より>
本日午後ネットニュースで見ていると、以下のように出てきました。「6/14中に参院本会議で、委員会採決を省略できる「中間報告」を経て、採決する考えを民進党に伝えた。民進党は「認められない」と反発。同党は内閣不信任決議案を提出して、採決を阻止する構えだ。」(夜9時半頃、NHKのニュースで内閣不信任決議案を提出と報道出ました。)
 会期を延長しても「加計学園」問題などで安倍に不利な状況が続くことから異常な手続きで強行突破をはかってきたようです。
 ポストSEALDsの若手の「未来のための公共」は法務委員会での採決予定を見込んで昨日6/13の夜の抗議行動の次は6/15、16の夜の行動の予定でしたが、緊急事態ということで本日6/14も19:30から国会正面前南庭で緊急抗議行動という情報を拡散しました。その前の時間帯は国会議員会館前で総がかり実行委員会が座り込み行動、抗議行動があり、連続での取り組みになるようです。

 昨日は小雨の中を日比谷野外音楽堂の集会に行ってきました(下に写真)が、安倍政権を倒し、憲法改悪をさせない取り組みを強めないといけないと痛感。中国、北朝鮮をバカにすることはできません。日本も同じように十分に独裁国家になってきてしまいました。あきらめずに声を上げていきましょう。

以下、生協労連からの告知です。
【ライブ配信告知】本日6/14(水)18:30からは野党4党による有楽町街頭演説会を途中まで、19:30からは、「未来のための公共」による国会前緊急大抗議、youtubeにてライブ配信します。配信URL流せそうもないので、拡散お願いしますm(_ _)m
https://www.youtube.com/c/MakabeTakashi

「未来のための公共」facebookの記事→こちら
【緊急大拡散】
 緊急事態です。本日、与党が参院本会議で共謀罪を採決すると報道されています。野党の質問にまともに答えられず、首相の加計疑惑究明を恐れ、委員会採決をすっ飛ばして強行する、前代未聞の異常事態です。
これに対して‬急遽、今日19:30から共謀罪に反対する #国会前緊急大抗議 を南庭でやります。こんな政治を許していいはずがありません。私たちの怒りを示すために、今夜は国会前に集まってください。


 四ツ谷から2名でかけつけ、ちょうど入場規制で門が閉められる間際ですべりこみました。日比谷野外音楽堂の内外で主催者発表5200人が参加したとのことです。この看板の炎のデザインそのままに参加者の怒りが渦巻き、小雨の降る中もなんのそのでした。

【情報】「未来のための公共」6/13「共謀罪に反対する国会前緊急大抗議行動」

2017-06-12 23:59:34 | 情報提供

<管理人より>
 「未来のための公共」のfacebookの記事から6/13「共謀罪に反対する国会前緊急大抗議行動」の情報をご紹介します。生協労連もyoutubeにて、ライブ配信予定とのことです。
https://www.youtube.com/c/MakabeTakashi

【情報】「未来のための公共」6/13「共謀罪に反対する国会前緊急大抗議行動」
日時:6月13日(火) 20時〜
場所:国会正門前南庭側
 明日13日、与党が参院法務委員会で強行採決に踏み切る可能性が高いと報道されています。未だ審議不十分で矛盾にあふれており、国民は慎重な審議を求めています。
 路上に、国会前に足を運び、採決を許さないという姿勢を見せつけましょう。私たちの未来を諦めないために。