「生協だれでも9条ネットワーク」

日本国憲法と平和主義、民主主義を守る活動を進める生協関係者のネットワークのブログです

「生協だれでも9条ネットワーク」に参加の皆さんへ【コロナ禍でのうっぷん晴らす、国政3選挙での市民と野党の共同の勝利】

2021-04-29 16:46:34 | 参加のよびかけ

<2021年4月27日 「生協だれでも9条ネットワーク」世話人会>
 4月25日投開票の長野、広島、北海道の国政3選挙は市民と野党の共闘候補が勝利しました。安保法制の撤回、憲法を守り活かす、沖縄辺野古の新基地建設反対を掲げて行動する私たち「生協だれでも9条ネットワーク」にも今後の励ましとなるものです。齋藤嘉璋世話人代表のコメントを以下にご紹介します。
【生協だれでも9条ネットワークに参加の皆さんへ】
コロナ禍でのうっぷん晴らす、国政3選挙での市民と野党の共同の勝利
 2021年4月26日 世話人代表 斎藤嘉璋
 昨日、東京や大阪などで新型コロナ対応の3回目となる緊急事態宣言を発出しました。すでに大阪などは医療崩壊というべき状況にあり、重症化した人を受け入れるベットがなく、命が守れなくなっています。今回の緊急事態宣言は遅すぎ、短すぎると多くの国民が思っており、にも拘らず人々の協力姿勢は人流から見ても強くない状況です。この間の政府の対応のまずさに対する国民の不満、不信が表れています。
 このような中で25日の北海道、長野の補欠選挙と広島での再選挙では市民と野党の共同の力で菅政権を批判する野党候補が全勝しました。コロナ禍での命と暮らしを守れず、不安と不信を広げている菅政権に対し、私たちの9条ネットが支持する安保法制廃止・立憲主義回復を基本とする政策協定を結んだ候補が市民と野党の共同の力で勝利したことは、私たちのこれまでの取り組みの成果であり、大変うれしいことです。この3選挙に私たちの9条ネットは直接的には関わりませんでしたが、私たちの勝利と言っていいと思います。これを契機にこれまでのコロナ下で抑えてきている行動と思いのうっぷんを少しでも晴らし、次に自信をもって進みたいと思います。
 個人的なことですが、発熱が続いたので発熱外来でPCR検査を受けるといったことがあり、高齢者ゆえの心配をしましたが、その直後の地元・小平市長選で市民・野党共同の候補が勝利し、体調もすっかり回復しました。小平市はこれまで16年間続いた革新系市長が退任し、立憲の新人候補を共産など野党連合(市政では与党)が推して自民党候補を破ることができました。今回の3つの国政選挙の勝利もこの小平での成果も同じように、私たちが毎月19日に国会まえで続けている行動など、これまでの全国的な取り組みが反映したものです。
 コロナの緊急事態宣言のもとで5・3憲法記念日の取り組みなどは規模を抑え、オンライン中継などやり方も変化があります。毎月19日の取り組みも案内されているように小規模の参加を続けています。しかし、皆さんの気持の上での積極的な参加は変わっていません。コロナの動向もオリンピックの先行きもはっきりしなく、総選挙など政治の日程も不明ですが、残念ながら菅政治が安倍政治の悪い延長戦であることははっきりしてきています。今回の選挙は菅政権ノーの国民の意思表示です。この流れをさらに強め、コロナと一緒に菅政権にもさよならを言いたいものです。
 コロナと菅政権に負けずに頑張りましょう!
※冒頭の水彩画は、齋藤さんが新緑の百草園からの富士山を描かれたものです。齋藤さんのブログ「かしょうの絵と雑記」はこちら

 今年も5月3日憲法記念日の新聞への意見広告運動に参加しました。意見広告掲載紙が決定したとのことです。朝日新聞(全国版)・福島民報・毎日新聞(全国版)の計3紙とのこと。事務局への連絡担当者の住所の都道府県に掲載されるというルールに基づき、「生協だれでも9条ネットワーク」の名前は、埼玉県のアイウエオ順でサ行に掲載されますので、ご確認ください!
 「今期の市民意見広告運動にご賛同くださった多くの皆様に感謝いたします。」との記事が「意見広告運動」のサイトに掲載されています。