Uさん、こんばんは。
Q500を放出した後、使っているのは、売却を控えたTANNOYのSatrunS6ではなく、その後導入したDALIのPIANO AGILEです。
DALIのピアノシリーズは、2000年代の初め頃に発売された、AV向けの一群のスピーカーセットです。
フロント、センター、サテライト、サブウーハー、バックスピーカーの5種類が用意されていました。
いずれも定在波を防ぐため、キャビネットを上(又は横)から見ると、グランドピアノのような形状になっています。
これがピアノという名称の所以でしょう。
ベースプレートが御影石で出来ており、これがまたピアノ形状ですから、色味や艶と相まってこの部分が一番ピアノらしいです。
ただ、色はピアノブラックではなく全てシルバーです。
キャビネットは樹脂とアルミの複合素材だそうです。
DALIのPIANO AGILEは10㎝ウーハーを組み込んだ細身のトールボーイです。
雰囲気は、PIEGAのTS5やTP5に似ています。
PIANO AGILEは背面スピーカーに当たります。
元々はフロントメインスピーカーのようでしたが、13㎝のウーハーを持つ上位機種のNOBLEが発売されたことにより、バックに回ったようです。
スピーカーのコーンは、DALIが現在主流としている「ウッドファイバー」ではなく、普通の「コーン紙」のようです。
ですが、出てくる音は紙臭い、ということはありません。
ペアで20万以上の価格が付けられていましたから、それなりの音で鳴ります。