Uさん、おはようございます。。
休務日第二弾の書き込みです。
今はセパレートタイプに移行してしまいましたが、自分も以前は多くの方と同じように、インテグレーテッドアンプ(プリメインアンプ)を使って来ました。
概してアンプは性能が上がるにつれて、クラスが上がるにつれて大きく重くなります。
これが困ります。
これが理由でプリメインアンプの使用を止めました。
以前に投稿しましたが、自分の好みの音質には定見がなく、色々な音を聞きたいという基本的な欲求があります。
そこで、常に複数のアンプ、スピーカーを同時に使って来ました。
セレクターを使って、アンプとスピーカーの組み合わせを変え、曲によって好みの音色に変えるのです。
通常は、ラックに同時に何台かセットします。
所有台数が多くて入らない場合は、普段使わない機器は別のところに保管をしておき、必要に応じて機器を入れ替え、配線をし直します。
入門クラスのアンプを使っていたときは、軽く小さい(薄くて奥行が短い)ので、入れ替えは問題になりませんでした。
アンプのグレードを上げる、つまり上級クラスになるにつれ、取り出し・運び入れの作業が苦痛になってきました。
重いからです。
そして、部屋の広さの関係もあって比較的奥行のないラックを使って来ましたが、ラックから飛び出てしまう機器が出てきました。
欲しいと思っているアンプは、重くて大きいもの(奥行が長く)ばかりです。
これは何とかしなくては。
当時は、国産のアンプばかりが頭にありました。
ですが、海外のアンプを見ると同じような性能でも、薄くて軽いものが沢山あります。
薄くてスタイリッシュな筐体なのに、音質的に優れている!
これに対し、国産メーカーの中級機以上のプリメインアンプは、その大半が厚みがあって、奥行きが長く、しかも重たい。
フル規格のサイズに何故かこだわっています。
そこで、一旦は、海外のプリメインに照準を向けることにしました。
それでもプリメインのまま、性能を上げていくと、国産品と同じような状況に陥りそうです。
セパレートタイプなら、プリアンプは高性能なものでも、小振りなものは結構あります。
デザイン性も優れています。
そこで、いっその事と、インテグレーテッドアンプからセパレートアンプへ移行することを念頭に置いて機器選定をすることにしました。
コントロール部とパワー部を分離することで、一筐体の大きさや重さを割くことが出来ると考えたからです。
ただ、セパレートアンプでも、特に高性能な物は、パワーアンプでも大振りで重量のあるものが大半を占めます。
これは無理です。
比較的小ぶりなサイズで、軽量なもの(10Kg台)しか選べません。
つまり、パワーアンプに関して言えば、選びうる機器の性能の上限は自然と出来てしまいます。
パワーアンプはハンドリングを優先し、性能では選ばないということです。
プリアンプも高性能なものは少し大き目になりますが、パワーアンプほどではありません。
選定上の制約はお金だけという悲しい現実的な話しになります。
が、機器の大きさに制限がありますから、高性能なパワーアンプは選べません。
バランスを考えて、プリアンプもそれに見合った性能(グレード)のものに自然落ち着くでしょう。
パイオニアやソニーなど、幾つか気になる機器もありますが、今後もプリメインアンプに戻ることはないと考えてます。
入門クラスのプリメインを選んでおくか、イギリスあたりのバジェットオーディオを選んでおけば筐体の大きさは問題になりません。
しかし、
前進することはあっても、後退は中々難しいという心理的な壁があります。
やはりプリメインアンプは無いでしょう。
ではこれで失礼します。