Uさん、おはようございます。
年末のお休み3日目ですから、前日と同じように、朝から投稿します。
12月の上旬のことで、少し時が過ぎてしまいましたが、思い出して投稿をすることにします。
最近まで、この芸人さんのことは知りませんでした。
先の国政選挙で落選してしまった石原伸晃氏との繋がりがあり、ヤフーニュースに、過去のやり取りが面白可笑しく書かれていたから、これに興味を持ったのです。
というのは、この二人の縁のきっかけとなった(衆議院選挙)東京第8区に、自分も少し関わりがあるからです。
彼の公式ブログにアクセスしてみると、都合のいいことに12月に東京でお笑いライブをやるとあります。
モノは試しと、さっそく席を予約してみました。
会場で、彼は自分で前振りをしていました。全席完売を大変喜んでいました。
驚いたことに、興行主と交渉して、この会場での写真撮影を解禁したと言ってくれました。
そして、ジャンジャン撮れと。
※そんなこと知らないから、いつも鞄に忍ばせているTX-55で写真撮影しました。が、会場が暗いので上手く撮れませんでした。
自腹を切って、来場者に記念グッズを配っています(小さな缶バッジ)。
※大きさはそうですね。100円硬貨ぐらいでしょうか。きちんとこの小さなタッパー袋に入って配られています。ちゃんとマスクをした絵柄です。
芸歴は長くて、高校を卒業してから吉本興業に入り、ここから芸歴をスタートさせます。あの雨上がり決死隊とは同期だそうです。
と言いますか、当初、蛍原(おかっぱ)と一緒にコンビ組んでいたそうな。そして解散。その後、明暗を分けるみたいな売れない芸人さんにありがちなエピソードを持っています。
芸風は少し変わっていて、実際に自分が体験したことを面白可笑くネタにするというものです。
ドキュメンタリー漫談とか、言ってたかな。以前所属していた芸能プロダクションの社長が仕向けたみたいです。
視点の付けどころは大変良いと思います。他に競合相手も見当たらないし。
似たようなものでは、大川興業の阿曾山大噴火の裁判ウォッチャーみたいなものかと思いました。
が、少し違いました。
阿曾山大噴火は傍聴人としての立場(第三者)でその場にいます。
そして、見たこと・聞いたことを淡々と語る解説員ですね。
小説は奇なり、みたいな感じを素直に出しています。
はいごうまん氏は、自分自分自身が実際に体験したものを、少し強弱(強調・脚色)を付けてアクション交じりに語ります。(リアルな)小道具も使います。突撃レポーターです。
どちらが良いということではありません。スタイルの違いです。
会場は、意外と年配の方が多いことに驚きました。この手のお笑いは若い人が多いと思っていたのに。
でも追っかけではないようですね。みんな初見のようです。自分と同じように、やはりヤフーニュースで彼のことを知って関心を持ったのでしょうか。
以前から知り合いのような人も来ていました。地方小会場密着型でやって来ているようですから、人間関係が濃いのかな。
ネタは得意のものと、会場の人の拍手で選んだものを混ぜてやっていました。
面白いような、もう少しのような。
全体に一生懸命にやっています。全力投球です。面白いところもありますが、少し肩の力を抜いたほうが良い気がしました。
ネタ自体が長尺で、放送出来ないものNGものが多いから、TV向きではないという意見があるようです。
ですけど、自身のお笑いの力はありますし、何かの切っ掛けがあれば、一気に人気が出るのではないでしょうか。
ネタは工夫次第ですね。TV向けの題材を探し、テンポよくまとめて短く仕上げる。
人気が出た後は、番組のMCか何かに。
話力があるので向いていると思います。
そのために。
自分自身にさらに自信を持って肩の力を抜けば、自然体で語れるようになり、もっと見ている人が引き込まれるような気がしますがどうでしょう。
そこまでもう少し、あと少しだと思います。
それよりも。彼が話の中で語っていました。
体験を通じて得られた様々な人間関係がずっと継続しているということ。
これは人として実に立派だと思います。
その時だけの関係では、ただネタ作りのために利用しているだけですからね。みんな離れて行ってしまいます。
はいごうまん氏の良いところ、偉いところはこれです。
だから、売れていなくても皆から支持されて、応援されているのだと思います。
(本心、本人は心の底から売れたいのでしょうけど、これは仕方ありません)
沢山の体験と、幅広い人間関係は素直に羨ましいと思います。
目に見えないすごい財産を築いているような気がします。
ただ。
芸名のコラアゲンはいごうまん。
ずっと使っているらしいですけれど。
サプリメントみたいな感じは良いとして、コラアゲンのラが長音記号(ー)ではないので、いつも”コアラゲン”と読んでしまいます。
アニマル梯団のコアラ氏みたいです。敢えてそうしているのは分ります。
個性的で決して悪くは無いのですが、慣れるまでが…。少し、読みずらいなぁ。
ライブの終わり際に、一人事務所、”笑数派”を立ち上げると言っていました。
ネーミングセンスは良いですね。
また来年、東京で2回目のお笑いライブをするそうです。
今度は、家人を連れて行って見たいと思います。
※彼のサイン本も買いました。
ではこれで失礼します。