生まれた町

今日久しぶりに、生まれた町に
帰ったよ

少し変わってしまった町のあちこち
に、青春時代の私がいたよ

あの頃どんな気持ちで
ここで生きていたのか
忘れてしまったけど
時々胸が痛くなる　
思いがよみがえる

でも、もうここは
私の居場所ではない
確かに時は流れているから
時々、旅人のように
この町を見つめていよう

私は私のサポーター

コンプレックスだらけの私
自分に自信がなくて
なぜ自分に生まれてしまったのか
と思わずにいられなかった

でも、今はそんな自分の
一番のサポーターなんだ
たったひとりのサポーターなんだ
いつでも見つめているよ
私は私を
たとえ誰かが私を嫌っても
私は私を応援し続けるから

お金を得る

初めてアルバイトして
買った物は
佐野元春のLPでした

もうそのレコードを聴く事は
ないけど
サムデイを聴くと
初めて自分で働いて
手にしたお金で
物を得た時の気持ちを
思い出します

今は誰の為に　
何の為に
働いているのだろう

お金を稼ぐ事
使う事

そこに、深い意味がなくなって
いる気がします

ただ
自分が親という立場になって
親鳥が巣に命がけで餌を
運ぶように
子どもたちの為に
今日も頑張るだけ

でも時々
あのLPを買った気持ちを
思い出して
お金得る為に
頑張る自分に気付いて
あげよう