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私の釣りのM師匠が東京から川辺に来られています。土曜日合流する予定でしたが、山岳会の講演会があるのを忘れていて一日遅れで日曜日に五ヶ瀬川で合流した。前の日球磨地区は豪雨で濁って釣りにならないとのことで、9日は仲間のU氏と2人で五ヶ瀬川のカンバの瀬に入ってそこそこに釣れた(10尾と8尾)ようです。
私はと言うと、土曜日の朝から五ヶ瀬川に向かい昼前に現地で2人と合流しました。
<アクセスタイム> 気温33度くらい、五ヶ瀬川水温昼朝23.0度、夕方22.8度、上着を着ずにずっと腰まで入っていると少し寒い感じ。
(10日)唐津鏡買物給油済0700==高速(東脊振~熊本)=1100青雲橋道の駅==1120釣り場1145~~~~1645釣り場1730==役場下1730
(11日)0645釣り場(役場橋の下)~~0800師匠との会話0930釣り場(日之影川)~~1130==1200釣り場散策1430==1500釣り場入川~~1700釣り場1740==1800役場下車中泊予定・撤収1900==2300唐津鏡
(10日) 始めてはいる星川ダムの下の瀬(おそらく五十刃の瀬)ですが、大きな河川で水量も多く竿もMT大鮎9mを使用した。風がやや強く操作しにくい。上のほうの大きな淵からの瀬肩を右岸に向かって入っていく。
見た目よりも深く押しも結構押しは強い。
右岸沿いの強い流れの手前の場所で一匹目が来た。そこそこのサイズで引きも楽しめる。
写りも悪いヨシノボリです。結構な数がつれてかわいそうです。たくさんいると思えます
二匹目はすぐに来て入れ掛かりかと思ったが、3匹目はなかなか来ない。上の方や流れの中を釣ったりしていたが、3尾目はやはり手前の岩の下あたり。4匹目も同じ感じ、5匹目はかなり大きかったようだが、瀬に引き込まれ最終的に身切れかなんかでさようならでした。
今季初めてのどうしようもない取り逃がしで、大きな河川の流れの押しの強さを感じる。悔しいが、どうしても流れを登り上がるような状況に出来なかった。本来であれば自分がもっと下の回り込んで上に誘導できれば良いのだが・・・。寒くなってきたので、下の瀬に移動。魚のあたりはほとんどない。帰り際に少し立ち込んでいって奥の瀬を狙うと大きな当たりがあった。ここも下竿になりどうにも成らないところだが、緩みで背中が浮いて出てきたら意外に小さい。なめて抜きにかかると十分でなく手前に落ちて逃げられた。う~ん悔しい。しっかり両手で引き抜いて返してとっても良かったのだ。U氏が帰ろうと言っていたが悔しいのでもう一流しして何とか小一尾追加して終了した。腹掛かりで内臓がみえてすぐ死ぬようなかんじで明日の囮にならない。
私は役場下の駐車場に居を構えた。
青雲橋がよく見える。
2人はあさだや旅館に宿を取っていると言うことで私も食事だけ一緒に用意してもらう。
3人で一年ぶりに再会して鮎釣り談義に花を咲かせた。
(11日)
朝早く目が覚めて、食事をして身支度を整え役場下の瀬を小一時間やったが,あたりなし。8時過ぎにM師匠が来られた。M師匠はあまり釣れそうにないので帰る準備をして今日の夜に門司からフェリーで帰るとのこと。
その後私は日之影川の方へ入っていき釣ってみた。竿はさらに短くなったSG急瀬パワ-改である。昨日長さを比べてみたらアバンサーより10cmほど長く8.35m仕様ととなっている。竿自体は重いのでここではアバンサーで十分だったかも。水が本当に綺麗だが鮎の姿が見えず、ハミアトもない。昨日の場所でも釣れた付近では少しはハミアトが付いていた。
石の間で1匹目が来た。まあまあ。
瀬落ちあたりまで登ってきて下る。
下りかけに対岸付近を探ると小一尾追加、向こう側にはいる感じ。
さらに小一尾追加してもどる。かなり上まで高低差の少ない瀬が続いているので,上も釣ってみると少しは釣れそうな気がする。小さいと思えるが・・・。
昼になったので、M師匠と別れて日之影川の上流に行って見るも日之影キャンプ場の前ぐらいで崖崩れのため通行止めになっていた。しかし、その前ぐらいで1人竿を抱えて釣りをしようとしている人が橋の上から見れる。車はすぐ前のところに一台止まっていたが、結構な距離を歩いて下りている。おそらく楠原下というポイントだろう。しかし、この高低差で下りるのは何とかなるだろうが,重い囮缶を持って上がってくるのは大変だと思う。簡単に下りれそうな所は車から降りて歩いてみないとわからなさそうだが、昨日釣った場所と比較すると下りる気にはならない。
時間も少なくなったので、ダム下に行ってみた。昨日の瀬よりも一つ上の瀬で十人近く釣っていたような広い瀬だが、降り口を探すと見つかったのでここから下りる。下りながら昨日釣った淵の瀬方が見える。10m以上の高低差と距離もあって汗ばむ。
川岸に着き囮缶を沈めて釣り始める。竿は2本持って来たが、SG急瀬パワー改でやってみた。
囮を付けて一回打ち直したら手前5M先ぐらいで一尾きた。
なんだ結構いるじゃんと思いきや二匹目が来ない。丹念に探っていくが何故か流心で根掛かり。しょうがないので数回あおってやると複合の0.08が目印あたりから切れた。しょうがないので複合の0.1に取り替えて張り直す。上の方まで探ってだめなので下がってくるとまたしても同じようなところで根掛かり。今回は流れが強いが手で取ろうと少しづつ近づいていき、手を伸ばそうとするとするとプチンと切れた。今回も目印の所からだった。囮が2匹もなくなり超落胆。
ここではあまり期待できないので、川を切って中州側から釣ってみた。
少し上で小一尾追加。
瀬肩に行って見るも食み後はほとんどなく魚がいないと行って断言出来そうなくらい。
右岸の流れの方に行ってみる。こっちもハミアトはない。この広さでこの環境ではあり得ない。鮎もはねたのを見なかった。
どんどん下って見るも大きな鯉が悠々と泳いでいるぐらい。もつごや変なハゼ坊主はたくさんかかる。
少し瀬が始まるぐらいの手前の方で一尾来た。ならば流心近くと攻めるがあたりもナンモナイ。そういえば昨日がまかつの大会をやっていたとか言っていたので、少ない上にほぼつられている感じ。17時のサイレンが鳴り,雲行きも怪しく寒くも成った。こんなに広い瀬でひとりでいるとかなりやばい感じがする。昨日帰ってきて家内があんたの部屋にも盛塩を置いといたよと言っていた。何でと聞いたら、あんたは何でも連れてくるからとのことだった。
今日の釣果は午前と併せて6尾、昨日5尾、2尾根掛かりです。M師匠より囮に昨日2尾、今日2尾いただいて、一尾は人工囮だったので釣れてから放流したので,結局9尾釣れ、3尾もらって12尾の持ちお帰りとなった。
日之影役場下の駐車場に戻り、囮缶や舟を浸けて服を脱いで着替えて泊まる準備をすると、ポツポツの雨がザーザーと降り出した。天気予報を見ると明日は90%の雨の確率だそうだ。この場所で雨は厳しいと判断して雨に濡れた干した道具や服を回収して、囮缶も撤収氷塩水締めをして帰路についた。
なかなか厳しい五ヶ瀬川でした。しかし,川が広くあちこちで釣ることが出来るので面白いし、今からこの川について少しづつ勉強していきたい。遠いのが難点。
魚が長く細い。大きいのは22.5cm程度。かかれば引きます。
小さいもので17cm3尾、各所で一尾づつ釣れた。
魚の口の形が長句かっこが良いような気がする。
<今日のポイント>
1:やはり五ヶ瀬川は鮎の数が少ないのだろう。天然の遡上が少なかったと言われている。
2:広い所では10mの竿でも良さそう。風の時は短い方が良いかも。
3:川の中にコンクリートの塊やそこから鉄筋などが出ているものがある。非常に危険。わかっているならばこの近くはやらないようにしなければ。
4:掛かり鮎を逃がさないために、一番は瀬の中に持って行かれる直前に出来る最善手は何かと言うことです。緩みや浅瀬に早めに誘導してしっかり両手で早目に引き抜く。自分が動けるならば早めに下に移動する。鮎の動きを上流に誘導出来るように手前に引っ張る。
<本日の仕掛け>
水中糸:フロロ0.6号~0.08~0.1(メタマックス)両方根掛かり→複合0.1メタコンポ
中ハリス:1.0~1.2号
ハリス:フロロ1.0~1.5号
針:朝だけすぐにスティング7.0~7.5号3本~4本碇長め。身切れ防止に忍8号4本碇も使用。(ヨシノボリにかかると食い込んで非常にとれにくい)
おもり:なし(自作の背針使用)
竿:ダイワMT大鮎90、シマノSG急瀬P(改8.35)使用中も問題なく持って帰っても洗っても折れてませんでした。
おわり:20220710-11
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