川の人気もの

や~まの にんきも〜の それは~~
歌うのが好きな中年男の無理して書いてる、主に鮎釣行記。

2023年8月5日(土) 杖立川

2023年08月06日 | 鮎釣り
 週末が待ち遠しい今日この頃ですが、先週いった杖立川の下の方は深みがあって下って行けそうではない。そこでロープを二本用意して、いけるとこまで下ってみようと考えた。杖立川の下流にある松原ダムは湖産の陸封鮎が循環しているらしい。それなら大きな流入河川のどこでもいるし、あまり人の行かなそうな杖立温泉の下流の方はアユがたくさんではなかろうかと考えた。ほんとの天然遡上鮎も見てみたい。また日田の川だと水温が高く、断然杖立の方が気持ちが良く水も綺麗だ。

<アクセスタイム>
唐津鏡0450=(買い物)0515===0715大倉釣具店=0800釣場(杖立川)~~1600===1930唐津鏡

 とりあえず大倉釣具店で囮を購入して杖立に向かう。天ヶ瀬よりもちょっと遠い感じで着く。川に降りて行ってとりあえず先週連れた場所で3尾ぐらい釣ってそれから下の方に移動しようと考えた。

 水温は19.5℃


 今日は泳ぐ予定のこともあってウエットの上下でちょうどいい感じの冷たさだ。とりあえず囮を付けて流すとなんかいそうな感じ、数回流すとグッと来たが簡単に引き抜けた。やっぱりニゴイだ。じっくりと少しづつ移動しながら深みの流れに乗せていると、コツッという感じのあたりにグーっと動きが変わった。しわッと上げて合わすと乗っている。やっぱり鮎は引きが全然違ってぐんぐん引く。竿を上流に倒したまま踏ん張ると囮が浮いてきたので思い切って引き抜くと一匹目、尻尾の方にかかったようだ。
 
 それから、ニゴイ攻撃を数回浴びて何とか一匹追加。その一匹を引き回したが、弱ってきたのでおとり鮎にかけてさらに下って落ち込みの付近を探っていく。岩の下に通した瞬間に動きが止まった。先週も同じところで引っかかったのに再度同じところで根がかりだ。あきらめて素直に引っ張って仕掛けを付け替える。これ以上探ってもと思いここから下ってみることにした。2時間で二匹。魚が少ないし、先週よりも小ぶりな感じがする。
 遊歩道のコンクリートを降りて行って崩壊したところで結べるようなものがない。よく探すとひび割れのところに穴が出来てここに結べそうだ。ナイロンのロープを穴に通して結んで降りて行ってみると、何と思ったほど深くなく歩いていける。せっかくなのでロープを使いながらわきを降りて行った。

 
 ついでに私の浮力はどの程度か確かめてみるが、ちょうど鎖骨のとこまで出る感じで、かなり浮力があるので安心した。(ベストに浮力材を入れている。)
 さて肝心の場所だが、流れも強く深みも十分で、たくさんあるポイントを絞って、この辺ならいるはずというところを選んで囮を入れてみる。気になるのはハミアトが見えないことだ。浅瀬の岩にもハミアトが見えないし、流れに沈んだ岩にもハミアトらしき影もない。まだ、最初に竿を出していたところの方が、大なり小なりハミアトがまばらであるが確認できた。

 いい感じの流れですが・・・。


 不安の裏付けをするように、全く何の反応もない。十数メートル探って音沙汰ないのでいないと判断した。

 さらに下ってみる手もあるが、この感じでは同じ感じが予想できる。


 労多くなるばかりで坐骨神経痛も痛むので無理せずに戻ることにした。戻ろうとしてロープを取り上げようとすると、
ミヤマカラスアゲハが一生懸命留まってなんかしている。

 カメラで接写しても逃げない。よく見るとロープの隙間に口吻を差し込んで水を一心に吸っています。青い色が花のように見えて、蜜があると思っているのでしょう。しょうがないので終わるまで待ってましたが、いつまでたっても終わる気配がありません。

 ロープの穴すべてを探られたら日が暮れますので、手を出してロープに触ると慌てて逃げていきました。

 とりあえず戻って先ほど釣っていた下の瀬でやってみると、まずニゴイ攻撃の後に、コツッと竿に感じるあたりの後に動きが変わりました。やっぱり針に乗っています。きれいな3匹目です。
 
 その後数回探るが、なかなか対岸近くには届きません。また根がかりもあって底すれすれまではやりたくないのでほどほどにして下の方に下って、昼から大山川で少しやって帰ろうと竿をたたみますが、なんかおかしい。よく見ると竿尻から竿が出ています。「え~~~。また尻栓を落とした。」今までもダイワの竿は尻栓をよく落として落胆していました。アバンサー9.5mの尻栓を三隈川で落とし、買ったその日に大鮎9mの尻栓を球磨川で落とし、プロトギアAH9.0の尻栓もなくしました。最近はきちんと占める癖がついて気が緩んでいたのでしょう。先ほど移動したりするのに背中に差し込むときにに回して押し込んだりして緩んでいたのだと思います。
 竿をたたんだ場所をゆっくりしっかり観察してみます。波が立って見にくいですが、見当たりません、もっと前に落としたのでしょう。この瀬で釣るときに通った場所をとりあえず見てみようと歩いたところを5メートルほどさかのぼったときに、水深50㎝の岩の割れ目に丸いものが落ちています。「やったー!!」なんか今までこんな感じで探せたのは奇跡とか言いようがありません。なんてラッキーなのでしょう。探してよかったと心底思いました。なんか場所替えもめんどくさくなって、それなら昼からも上流に行ってみようととりあえず竿をたたんで歩いて川の左岸を登って行って、川の状況を見てきました。
 上の方はハミアトがありません。あまり期待が出来ない。

ちょっと下の方は期待できるかも?

 今日はこの辺で足が動かなくなりやめました。

 橋の下の左岸の手前の流れは小さな鮎がうろうろしていますが、ホイホイ釣れるほどの魚影ではありません。
 
 とりあえず、車まで戻り昼飯をもってきて涼しい中ゆっくりと食べて休みました。
 1時半から気を新たにして登って釣ります。最初に釣った瀬の一番いそうな瀬でやってみますが、根がかりです。根がかりを外すのに結構な流れを横切ってロープみたいに引っかかっていたのを外しました。せっかくここまで来たので右岸よりを流すと目印がビュンと動きました。4匹目です。
 さらに流すと5匹目がかかりました。すぐ浮いてきたのだがタモを出すのにもたもたしていると流れの中に潜られてポロリと外れてしまいました。その後しつこく探るもあたりがありません。しかし、普通ならこんなに入ってはやらないので、右岸の深みには魚がまだまだいそうです。
 見切りをつけて橋をくぐってできるだけ右岸そばを探って上がりますがあれからあたりはなく、流れに逆らい釣りあがるのも大変です。大変疲れました。3時を回っています。気持ちが切れて竿をたたみました。

 今日の魚は大きいやつで23.5cmとあまり大きくありません。


結局今日の釣果は4尾です。右はおとり鮎2尾。だんだんと貧果になっている。

<今日の仕掛け>竿:ダイワ銀影エアMT急瀬抜90w
・中ぐらい仕様
天井糸  1.5号
水中糸  0.1(複合)
仕掛け糸 1.5号
鼻カン  7号
ハリス  1.5号
針    2本ヤナギ(キツネ9号)
     
背針常に使用
錘 :0~6号

・根がかりしてから中の大使用
天井糸  1.5号
水中糸  0.2(複合)
仕掛け糸 2.0号
鼻カン  7号
ハリス  2号
針    龍の太軸8.5号
     
背針 名がかりした後背針を使わず錘のみでやったが、途中から背針付けた。囮が弱らない感じ。
錘 :0~6号

<その他>
・尻栓は落としても探すとあることもあるんだなと。
・仕掛けを触っている途中で、水中の岩の上に尻栓をついた状態のつもりですが、竿が変な音がするのでよく見ると岩に割れ目があって、割れ目にちょうど竿尻がはまって擦れた音を出していました。慌てて取り上げると岩で擦れてできた薄い傷が竿尻3㎝ぐらいのところに5~6本傷が入っています。がっくり!!今年買ったばかりの竿なのに。
・結局松原ダム天然遡上の鮎はいるのだろうか。釣ったアユを見てみても??興味は尽きません。どういうわけでいるところとそうでないところの差ができるのか?不思議です。放流した場所に居ついているような気もしますが・・・。
・滑って転ぶのが多くなった。後ろ向きにどうしようも数回こけたりした。腰もいたいので、忍耐力がなくなっている。

 今日も大変ありがとうございました。大変疲れましたが、面白かったです。杖立はこれで卒業して三隈川や球磨川にターゲットを絞ろうと思います。

おわり



最新の画像もっと見る

コメントを投稿