知らない人と歩く

今日は朝から振り替え輸送で１時間遅く会社に着いた。


振り替えで上野に行ったはいいが山手線が動かないから
また思案。
銀座線はというと人人人でほぼ動いてなくて改札に入れない。

もう一度路線図を見に行き
上野御徒町から大江戸線があるのに気づいた。
でもその駅どうやっていくんだろ？と考え始めた途端

「…そうですね 大江戸線で行きます」
なーんて携帯での会話が聞こえてきた。

じんべみたいに地声の大きな30代男性。
人垣から出てくるのを逃してはなるものかと目で追い
出てきた途端
「すみません駅まで一緒に連れて行ってください」と言ったので
キョトンとされたが
「あっ大江戸線行くんですね」と快く引き受けてくれた。

すぐに「後ろからついて行きます」の言葉を添える。


上野から上野御徒町は結構な距離があって
私は同僚や上司にメールしながら
見失わないようについて行った。

彼は全然気にせず進んで行ったが
一度信号待ちで振り返ってくれた。

そしてもう間もなくというとき
「あっちがJRの御徒町なんでもうすぐなんですけど
こっちだったかな」と言いまた足早に歩き出した。

ようやく駅に着き、お礼を言って
私はその後もう一度路線図を確認しに行った。
乗り換え案内が見れないとホントに不便。

一駅先の春日で乗り換えて
また地上をトコトコ歩いて丸の内線を発見。

最後に乗った電車はみごとに空いていて
なんと池袋まで座っていけた。

本日は朝から良い人に会えて
ちょっとした一期一会。

あぁ自力で行かなくてよかった(絶対行き着けなかった)