やっぱりグレとの別れがつらかった。
あと3時間となった頃、
2階に行っていたグレのところに行き、
「今日帰るからね」
と言うのが精いっぱいだった。
そして母にグレとの記念の一枚を撮ってもらった。
帰り支度をして鏡を見てたら母の声がする。
「グレちゃんお姉さん帰るよ。
あしたからは誰もあんたの相手
してくれる人いませんよ。
朝早く鳴いても誰も起きてくれへんよ」
私の目は見る見るうちに赤くなった。
帰る間際にグレを撫でていたら
「お姉さんにありがとうって言わな」
って。
ますます別れがつらくなる。
帰り道もふとした瞬間にこみ上げる。
母は妙にあっけらかんとしていた。
さっき
「今から焼きそば作って食べます」
なんていつものメールが届いた。
そろそろ搭乗の時間です。
あと3時間となった頃、
2階に行っていたグレのところに行き、
「今日帰るからね」
と言うのが精いっぱいだった。
そして母にグレとの記念の一枚を撮ってもらった。
帰り支度をして鏡を見てたら母の声がする。
「グレちゃんお姉さん帰るよ。
あしたからは誰もあんたの相手
してくれる人いませんよ。
朝早く鳴いても誰も起きてくれへんよ」
私の目は見る見るうちに赤くなった。
帰る間際にグレを撫でていたら
「お姉さんにありがとうって言わな」
って。
ますます別れがつらくなる。
帰り道もふとした瞬間にこみ上げる。
母は妙にあっけらかんとしていた。
さっき
「今から焼きそば作って食べます」
なんていつものメールが届いた。
そろそろ搭乗の時間です。