母が11月半ばに施設の体験入居に来てくれそうだ。
9月28日に紅葉の季節に遊びに来たらと言うと「そうね」といい返事が聞けた。
お試しで施設に泊まってみることを提案したら、そんなに拒否はされなかった。
その後も少しずつ拒否反応はなくなって、「見に行ってもいいね」と。
その時に、「友達と離れるのがつらいね」と言うと。
母は「そんなことは別に思ってないけど、50年ここに住んでるから離れたくない」と言った。
みんなと別れるのが一番のネックだと思っていたから意外だった。ちょっと安心した。
母の両親も兄弟も90歳以上生きた丈夫な家系。
母も病気も全然しないし薬も飲んでないから突然倒れるとか心配ないという。
10月6日に全く連絡してなかったいとこに電話してみた。
確か2年前に亡くなった母の姉は、認知症で一人住まいだったのでどんな様子か聞いてみた。
2日に一回くらい連絡していたが、連絡がつかないことがあって見に行ったら倒れてたということ。
その後入院して施設にも入っていたようだった。
一番上の兄も最後は施設に入ったことを聞いた。
母に言うと全然知らなかったと。
またこんな話もした。
母が「引っ越しとか大変やし、ここにあるものを見てるだけでどうしようかと思う」と言うので、
「ウチは〇〇(妹)がひょっとしたら帰ってきて住むかもしれないし、そのままにしておくから何も心配いらない」と言い、
「もし今交通事故にあったら何も片付けられないでそのままでしょ」と言うと、
「そうやねー」とちょっと納得していた。
そんな話をしているうちに少しずつその気になってきたのかもしれない。