カラダの痛み その3 謎の施術処

腱鞘炎で右手が痛くなってすぐくらいに
朝チラシをもらった。
A4のコピーにピンクのマーカーが引いてある。

「肩こり、肘　手首（腱鞘炎も）　膝　腰の痛み

病を治すのは、ご自分の回復力です。

　一部・1ヶ所　15分程度で、痛み・凝りがなくなり、軽快感が出なければ、
私の能力不足ですので、料金は不要です。

一部・1ヶ所　　５,０００円 です。　　　（後略）　　　　」


池袋の通勤途中の道で初老のきちっとした男性が配っていた。


めちゃくちゃ興味を持ってしまった。
なんというタイミングの良さ。

でも、
「物品販売、だまし、 何かご心配のある方は、どなたかと一緒に
お越しください。」
の文字が引っかかった。

心配せずに来てくださいという意味で書いた言葉が、
返って怪しく感じられる。

でも、気になる。
好奇心旺盛。

チラシをもらって数日後、2月の下旬に電話をしてみた。
もう手首が痛くて自然治癒では難しいと思っていた頃だ。


一部・1ヶ所というのが曖昧なので尋ねたら
曖昧ではあったがいい方向に曖昧で、
「手首と言っても腕の方から関係しているので全体にやることもあります。
症状を診てみないとわからないので始める前に一度お話して
納得していただいてからにしましょう」 と話してくれた。

物腰の柔らかい言葉遣いの丁寧な方だ。

では、今日行くからと電話を切ったら
なんだか痛みが和らいだ気がした。
お昼休みのこと。

3時過ぎに少しましになったので今日は行かないことを電話した。
ご丁寧にありがとうございますとやはり物腰柔らか。

電話を通してなんか「気」でも伝わったのかと思ったりしたが、
翌日からまた痛かった。

そして、結局3月初めに近所の普通の整骨医に行き、
ヒサンなテーピング事件となった。

そしてそして、

ついにまた電話をすることに。

3月11日（木）

もう何も聞かず予約を入れた。


長くなりましたので　その4に続く。