その1よりつづき
その日は、すでに一日体験を終え、その後も来たくて今日で4回目という方がいた。
1時に子どもたちを迎える前にチェックインなる朝礼を行った。
スタッフ2名と4回目のハマちゃんと私の4人。
スタッフのひとりイマりんは病み上がりで今日はずっといられないかもしれないという。
実質、キャンディーさん(焼酎でお世話になった方)一人という、
また今までにない日になったようだった。
そして、ハマちゃんとお弁当を買いに近所に出かけた。
なんかのんびりムードの彼女とは話が合いそうだ。
イマりん以外の3人でお弁当を食べ、話に花が咲く。
そろそろ、近所の方や子どもたちがやってくる。
そそくさと食べるのをやめてしまうでもなく、声をかけられなければ
3人で食べていた。
それがここのいつもの感じのようだ。
お母さんと一緒に来たふたりの子たち。
いつも遊んでくれている男性ときゃっきゃとやりあっている。
そのうち、食べ終えたハマちゃんも声をかけたりしてかかわりを持っていた。
わたしはそれをただ眺めていた。
子どもたちもこちらには寄ってこない。
ハマちゃんが走り回る子どもと遊んでいる。
わたしは座って見ながら、ちょっと笑いかけたりしていた。
すでに、イマりんは奥でおとなしく仕事をしていて、
キャンディさんも自分の仕事をするために定位置に戻ってしまった。
ハマちゃんもいなくなった今、長い一日が始まりそうだと
ちょっと携帯を覗いた。
その3につづく