きのう、認知症のクリニックに連れて行ってもらって色々検査していただいた。
ケアマネのヤマナさんから、
「お母様ですが、昨日は、レントゲン、CT、心電図の検査をされました。長谷川式と言う認知症の検査もされました。
海馬が前回より若干の萎縮性がある。
これがひどくなると言語の理解ができなくなる。
でも、それはそこまで今のところ心配ないとの事でした。
ただ、間質性肺炎にかかっていて、その為熱を出したのではないか。
専門医に見てもらった方がいいとの事で〇〇医療センターに紹介状を書いてくださいました」
とのこと。
海馬の萎縮が心配ないと聞き安心する。
が、間質性肺炎!?
初めて聞く。
あまりにも痰が出て夜中に咳き込んでいたし、少し血痰も。なので誤嚥性肺炎じゃないかなとかは思っていた。
ヤマナさんに話すと熱がそんなにないから違うと思うということだった。
だけど、きのうちゃんといっぱい検査してもらって、初めて聞く間質性肺炎がわかった。本当に頼りになる。(私は医者に連れても行けず情けない…)
ただもうちょっと詳しい検査のために専門医に診ていただくことになっていた。
早急に行って欲しいが、ついて行く人がいない。そんな病気になったのなら、また私が行って立ち会う方がいいのだろう。だけどこちらに戻ってから体調が悪くとても行けない。
ヤマナさんも忙しく、ヘルパーさんも空きがない。
代表のイヅツさん(仮名)に相談しますとのこと。でもダメなら付き添ってくれる専門のところに頼むしかないと言って電話を切った。
調べると高い。1時間3000円とか5000円とか。5時間かかったら結構な金額に。
ああっ
でもそんなことも言ってられない。
と思ってたら、代表のイヅツさんが予定を調整して対応してくださると。
ああなんて頼りになるのでしょう。もう本当に本当に感謝しかありません。
間質性肺炎がわからないから、ネットで検索したら、なにやら重症になることもあるとか、そんな記事ばかり読んでは不安になっていた。
「ネットで見ると余命が短いとか…」
ヤマナさんに話すと、
「そんなこと…
私も医者じゃないからわかりませんけど、そんな考え過ぎないで、検査してから考えましょう」
と私よりだいぶ年下のヤマナさんにたしなめられ、私はかなり安心した。
ヤマナさんからのメールを残します。
「私もそうなのですが、先々に心配しすぎて、不安になってしまうことってありますよね。
〇〇さんの不安はすごくわかります。
医者、看護師じゃないから間質性肺炎について今のところ状態はどんな感じかわかりません。もしかして悪いかもしれませんし、軽くてすぐに治るものかも知れませんし。ただ、これはあくまで私の考えですが、今お母様はデイで楽しそうにされてますし、時々デイの送迎をさせていただきますが、送迎の最中、笑いっぱなしです。 すごくすごく素敵な方です。
今出来ることはこの笑顔を続けていただく事なのかなと思います。
肺炎の事は今考えても何もわからないですよね。
受診した結果で、いろいろ考えて行ったらいいかなと思います」
少し前にイヅツさんからも素敵な方と言われとてもうれしかった。
なので、お返事。
「ありがとうございます。
楽しく会話をしていると聞き、素敵な方だと言っていただけてみなさんに愛されているのだととてもうれしく思います。
実は、私も自慢の母なのです。
そんな笑いっぱなしの環境はなかなか作れないと思います。
もう少しこのままでお願いしたいなとイヅツさんに会って、また今、ヤマナさんから伺って気持ちが強くなりました。
物忘れがひどくなっているので早く呼び寄せなきゃとばかり思っていましたが、母が楽しい今を大事にしたいと思います。
お世話かけますがよろしくお願いします」
※ 本日のお花はコスモス
★道楽★さんのブログより