怠惰な私とサヨナラのとき

もうちょっとでお家を出ていくことになったかも。

本日は６時２０分には起きたのに
じんべの起床時間よりははるかに遅かったらしく
朝からイライラしていたようだ。

きのうの夜洗濯してあったものを干すとか
洗ってあったサンダルなんかを干すとか・・・
私が起きないから一人でせっせとはじめていた。

そんなイライラの中、ちょっと汚れた新聞紙を
玄関の上がったところに置いてしまったらしく
それを見つけてまたカチンときた。

「なんでこんなところに置くの？」と言われ
置いたのをすっかり忘れていて（じんべが置いたんだろうと思っていた）
「わからない」と言ったら説教が始まった。

きれい汚いがいつになったら区別がつくのだと。

約１時間で終え、
きのう砂がついて手洗いしていた洗濯物を
本格的に洗濯機で洗うよう依頼され、
一緒に自分のものを洗った。
出来上がって干す段階でまたもやじんべの地雷を踏む。

こんなに一杯入れてよく洗えないということと、
いくら砂を落としていても普通のものと一緒に洗うということが、
彼の常識範囲を超えていたらしく
またカリカリさせた。

終わることなく続く話に、
今回はもう期待にこたえられないと思い
「もう無理、解消しましょう」と言ったら
あっさり引き受けてくれ、
「すぐに出て行って」となった。

よく考えたら出て行けるところがない。

こんなに言われるんなら
一緒にいることなんかないと思ったけれど
足元に擦り寄ってくるちょびを見ていたら
この二人と離れるのはつらく
やはりこの家にいる方がいいなと考え直した。


一度は今後のことを冷静に話され、
そのあともいろいろ話は続いた。
今まで長年言いたくないことを言ってきたことが
もうやれませんと言われたことで
何の改善もされず虚しくなったようだ。

最後には改善することを伝え、
いま彼は車を洗いに行ってる。

平和な時間が戻った。


彼とてすぐに変わるとは思っていない。
「まずは二人（ふぅとちょび）に何をしてあげたら喜ぶかって
ところから始めたら、始めやすいんじゃない？」
と最後は穏やかに話した。

いつもこんな風に言ってくれたら
聞きやすいのにと
また自分勝手な思いを巡らす。