今日は朝からバタバタ。
きのう、ヤマナさんと会った時にお金を補充してもらったようだった。その時、時間がなくて封筒に入れたお金をバッグのポケットに入れたとのことで、財布に入れるように言おうと朝、母に電話した。
母は起きていてすぐに電話に出てくれた。
「今救急車呼んで待ってる。腰が痛くて動かれへんから」
へっ?
きのう病院に行ったことを忘れている。
「今救急車来たと思って出て行ったら、隣りの人も呼んでて、ウチと違うって言われて、あとから来るから待っててって言われて今玄関で待ってる」
と。
自分で電話したの?何番にかけたの?
と聞いても、
104かな?
とか言ってる。
住所とか話したの?と聞くと忘れたと。
たぶんこれはかけてないなと、思ってたら、なんと救急車が来てしまった。
電話で話したいから、代わって、と言って受話器を外したまま外に出てまたウチに入ってきた。
早く、電話で話したいのに救急隊員の方と話し始めて電話を忘れている。
「今から、どんな状態か聞きますね」なんて言われてる…
きのう病院に行ってもう診察して痛み止めをもらって安静にするしかないって言われたんです、と言いたいのにできない。
そうだ!見守りカメラのサイレンを鳴らそう!
二回鳴らしたが部屋を閉めているのかわからない。
今度はマイクで大声を張り上げた
「ママ、電話出て!ママ、電話出て」
何度も言うと隊員の方が気づいて電話に「もしもし」と言うのが聞こえた
スマホで見守りカメラ(リング)のマイクと電話は同時に使えなかったので、電話は一旦切っていた。なのですぐに今度はマイクをやめて、電話した。
ああ、ようやく繋がった。
「母は認知症で、お話したいことがあるのでいいですか?」と言うと
救急車の専用の電話から掛け直すとのことでいったん切って待った。すぐに折り返してもらい、昨日のことを話した。
隊員の方はとても優しく対応してくれた。
やはり、救急車は呼んでなくて、お隣のが来た時に話した隊員から連絡が入って来たと言うことだった。
母は救急車が来たので自分で電話をして呼んだのだと思い込んだみたいだった。
きのう病院に行っていて、そういう事情なら、このまま帰ってもいいですかと言われ、母の名前とか私の名前とかを聞かれ、お伝えしてた。
そこにデイサービスのスタッフの方からお電話が。
別の方が受けてくれて、9時ごろ到着するとのこと。
「では、私たちは帰ります」と言われたので、そのあと少しして母と話そうと電話した。
なんと、男性が出た。
「デイサービスの方が来るまで待ってようかと思いましたが、もうちょっと待って来なかったら帰ります」とのことだった。やはり、母を1人残して帰るのに気が引けたみたいだった。
じつは初めに「もうすぐこちらに呼び寄せるんですが、そんな時にこんなことになってしまって、ご迷惑をおかけしてすみません」なんて聞かれもしないのに言い訳がましく言っていた。
隊員の方は最後に
「まだ一緒に暮らすまでの間に何かあれば気兼ねなく呼んでください」と安心する言葉ををかけてくださった。
そう言ってる間にデイの方がいらした。
今度はデイの方と話す。
日に3回飲むようにカロナールをもらっていたが、きのうケアマネのヤマナさんと、朝と昼デイで飲んで夜は諦めましょうと言っていた。
夜飲んでなかったからやはり朝までは長く、痛みが出てしまったようだ。
デイサービスで飲ませる分以外の薬は棚の上の母のわからないところにあるらしい。それを夕方帰ってきたら一回分だけを夕食のお弁当の横に置いて飲むようにしてはと相談した。
またケアマネさんとも相談してみると言うことになった。
やれやれ、朝からのバタバタが終わった。
もう帰って来てるころ、また連絡してみよう。救急車騒ぎでお金のこと忘れていた。
少し前にはこんなことが起こるとは夢にも思わず、1人で倒れたら困るでしょと言っても、そんなこと起こらないとか、なんとかなるわと気丈に言ってた。
ああ、もうちょっと早くこちらに呼べばよかった、と思ったりもするが、すぐに来なかったおかげで、いいところが見つかったので、なんとも言えない。
あともう少し1人でがんばってほしい。
ショートステイは1週間と言わず、ずっとお世話になるかもしれない。
※ペチコートスイセン