日々想う事を綴り心を解放

心の中にある想いや思う事

そして子供達の事をぼちぼちと^^

気の向くままに・想うままに

中年の危機って知ってますか??

2013-07-02 | 気づき
中年の危機という言葉があります。



人は

人生の前半期

自分という感覚をしっかり育て

知識を貯え、社会の中での居場所を確保し

伴侶を得て子孫を残し、目に見える形での拡大を求めいく生き物です。


そうすることで経済的にも精神的にも安定してくるし

それが生きるということなのだ

周囲の人々や社会から

はっきりとした言葉で、あるいは無意識のうちに伝えられるからです。



その気になって頑張っていれば、

ある程度物事は順調に進んでいき

何かを達成した時には、

ある程度の充実感を感じる事もあり

多少の不安や不満は

それほどはっきりとは意識されないまま

人生の時間は過ぎて行くことが多いのでしょう。




ところが

人によってその時期は違うかも知れません。


人生のある地点に達すると

何かが違う

という感覚が大きくなる時がやってきます。


それは

最初はそれと気付かない微妙な感覚で始まる事もあれば

身体の不調として表れる事もあります。


結婚・離婚・退職

子供の自立などの人生の節目に感じ始める事も多いようです。


母ちゃんまさに今そう感じています。



そんな時

周囲の人たちに話をすると


ほとんどの方々は

何か目標を持て

とか

趣味を持ってみたら

というようなアドバイスをされることが多いかもですね。


ですがそのアドバイスは

何かが違う

という感覚を感じないように、気を紛らすというものですよね。


何かが違うという感覚は

そのうちもっと増殖し始め

もう無視できないほどの膨大なエネルギーとなって

人生を揺るがし始めるのです。



それは

もしかしたら、大きな病気であったり・事故であったり

とりかえしのつかないと感じる

大きなトラブルであるかも知れません。



ここまできてやっと

この何かが違う

という感覚をもっと大事にしなければ

と気づき始める人も現れるのかも知れません。


母ちゃんはこの年になって

何十年感じなかった事に

今向き合っています。



人生の後半は

誰にとっても避けようのない”死”に向けて

人生の前半期には避けてきていた人生の残り半分を

探究し統合していくための時間なのです。



この時期は

それまでの人生を生きていく上で大切にしていた

ものの見方や受け止め方

人生の枠組み自体が大きく変わっていく時期になります。


解り易く言うと

それまでの古い自分に別れを告げ

新しい自分に生まれ変わっていく時期でもあるのです。



”死”という言葉に抵抗があるでしょう。

しかしそれに抵抗していると

とても怖いもののように感じます。


しかしこれから生まれ変わる時期に

意識的に心を開いて

体験を味わっていくと

人生がもたらしてくれる最大の喜びを感じることができます。


私達がなぜ生きているのか、ということが直感的にわかります。

これでいいのだ

という安心感が大きくなってくるのです。

中年の危機というのは

この時期に体験するさまざまな困難を表している言葉なのです。



この困難を乗り越えていくのに必要なことは

自分が何を感じて生きてきたのか

ということに気づいていく事です。


多くの方々は

個人としての自分を確立していく中で

本当の自分の一部を、魂としての自分の一部を

無意識のうちに切り捨ててしまっています。


その部分を再び取り戻していくことが大切なんです。



この困難を特に強く感じる方は

切り捨ててしまった部分のエネルギーが

あまりにも大きいのかもしれません。


そうなると、生まれ変わる事

にとても強い抵抗を感じ

頑に古い自分にしがみつくことで

一時的な安心感を得ようとしてしまいます。


まずあなたの内側には

まだあなたが意識した事すらない大きな可能性がある

という事を考えてみて下さい。


その可能性に気づくために、自分の中にあるさまざまな決め付け

こうでなければならない

という思考によって切り捨てられてきた

自分の正直な感情・感覚を意識してみて下さい。

それがどんなにとんでもない感情や感覚のように

感じられても大丈夫です。

ただ、長い間封印されていた事がそう感じるだけで

きちんと光をあててあげれば、大したことはないのです。


この困難にどう立ち向かうのか

どう乗り越えていくのか

その過程が

今後の人生に大きく影響を与えるのだと思います。


母ちゃんは

困難を大きく感じている最中です。

乗り越える先にあるものを超えるため

日々頑張っている最中なのだ^^


人生の後半は

笑って過ごしたいから^^