ありがちな警句
『急ぐべからず、されど休むべからず』 —— 急ぐな、しかし、サボるのもいけない —— ...
用途が特定・限定されるもの
ヘンリー・デイヴィッド・ソローは、その主著『森の生活』に「暖炉で燃やす薪は、人を二度暖める」と書いた。薪割りで一汗かかせ、それを燃やし、部屋と身体を暖めてくれると...
腰越、稲村ヶ崎の向こうに沈む夕陽は...
夏の花、夾竹桃が生け垣に花盛り。桃色の八重咲きよりも、白い、可憐な一重咲きに心が動く。 * 午前中、坂ノ下の波消しブ...
ワードセンス、もしくは語彙力のこと
Word Senseという言葉がある。話したり書いたりするときに使う『最も相応しい言...
幸せは毎晩やって来る
現代人は幸せであるのが当たり前のように思うのか、自分が幸福の中にあっても、...
遠く近く蝉の声が聞こえている
昨日の午前11時、東京都立南部地域病院のバス乗り場にして玄関前。 週日の公立...
すべてをゼロにして...
長年慣れ親しんだ趣味も、ある時、『こんなことをしていて何になるんだろう』と思うことがある ...
またしても文体のことなど
昔から一部の研究者・読者の間に不文律として、小説以外の文章が面白い作家の書...
この町の匂い
夕暮れの港を歩く。 昼食に添えられたシラスの、潮の匂いが今も鼻腔を漂う。 この香は、この海辺の町そのものの匂いなのかもしれない。 【Ronny ...
曲名が思い出せない
由比ヶ浜にあるこの古い家はエアコンがない時代の作りなので、夏の日中は家中の窓を開け放てば対流で自然に風が通る工夫が随所に施されている。大昔の木造小学校などと同じく...