新開発のダウンチルト同軸コリニアの測定データを公開しよう。
従来型の16段と比較してある。
地上近くでの測定なので地上近くのデータ(マイナス角側)には反射波が入りこんでいて正確ではない。放射の高い角度側は影響が少ない。
空白になっている部分は-20dB以下電界強度で有効な放射と思えないもの。
しかし大筋を捉えている数字だ。旧型?従来品は0°放射もあるが放射の打ち上げ角が高いものが多い。
一方、ダウンチルトタイプは放射が-1°~-4°に全て集中している。
先日ダウンチルトを使った結果は興味深いものだった。
ダウンチルト、 従来型
赤城山移動局 (標高1200m,距離140km,八木,見通し) S5 S4
大塚山移動局 (標高900m,距離70k,8ele八木,見通し外) S1(メータ振れず)S3
埼玉固定局 (標高不明,距離80k,GP,見通し外) S5 S3
ダウンチルトタイプは更に遠距離交信が出来るようになったと考えている。
タイプの違う2本の同軸コリニアを使うと相手がどの方向へアンテナを向けているか?までよくわかる。
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