アンテナ製作仲間から格安同軸ケーブルを譲って貰ったので、早速、それでコーリニアアンテナを製作してみた。
いつもは藤倉電線の3D2Vを使っていたので他メーカの同軸で製作するのは初めてだ。
使用したのは、3D-XVSという同軸で、その短縮率をVNAで測定してみた。結果は、0.66だった。
そこで、下記の式を使って短縮率込みで1/2λのエレメント長を求めると、300/430/2*0.66 = 0.230(230mm)となる。
計算値通りにはいかないので、長めの235mmでエレメントを作成した。
【★この同軸は、非常に柔らかくて加工性が良かった。】
235mmの長さでコーリニアを仕上げスタブ調整を行うと440MHzが中心周波数となった。
そこで周波数を下げるために同軸長を計算した。
430(予定している中心周波数)/440(現在の中心周波数) = 1.02 同軸長を2%長くして
再度製作した。(235mmx1.02≒240mm)
【最終的な長さを決定したエレメント】
RLが大きくなって来ると428MHzくらいから周波数が上がってきて、最終的には下図の通りの性能となった。
中心周波数は、433.081 RL=40dB前後
【下表の1がRL最大点】
しばらく、コーリニアアンテナの実験を続ける予定。
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