2016.10.19追記
コーリニアアンテナの製作マニュアルは、ハムフェアの「アンテナ研究会」のブースで配布をいたしました。
コーリニアアンテナの最新情報は、ここです。また、「コーリニアアンテナ製作マニュアル」の最新版の配布は私のコールサイン@jarl.comまで連絡下さい。
また、コーリニアアンテナの製作も有償にて行なっています。詳しくは御問い合わせ下さい。
1. 自作コーリニアをお持ちで正しく調整されているかを確認したい方には測定サービス(送料のみで)を実施します。また、必要に応じ手直し方法を提示します。
2.初めて製作なさる方へ同軸コーリニアの製作も有償にて行なっています。
またまた、430MHz用コーリニアアンテナを作ってみた。
今回は、友人の分を含めて2本用意した。ケーブルの切断・加工から調整まで、2本で4時間くらいかかった。
430MHzコーリニアアンテナの基本構成は、下記の図の通りだ。
数式にある、Κ値(つまり短縮率は、0.6725だ)。Aのエレメントには、Kを使わなくてもよい。
【430MHz用、各エレメントのサイズ】(同軸の網線部の長さだ)
A.トップエレメント 172mm(SWR調整で若干カットする)
B.サブエレメント 115mm
C.メインエレメント 233mm
(A,B,Dの数、3は変わらない。C.メインエレメントの数+3が段数になる。メインエレメントを8本用意すると11段コーリニアとなる)
D.サブエレメント 115mm
スタブ(Dエレメントの下部に接続) 100mmくらいからカットしていきSWR調整
写真は、各エレメントをカットし、接続順に並べた状態だ。
これを順番に接続していく。
メインエレメント、全てを半田付けした状態が下記だ。メインエレメントが6本接続されているので、9段コーリニアだ。
芯線と網線を半田付けする。
メインエレメントの両端にサブエレメントを繋ぐ。上側エレメントの上部は、ショートした上で、トップエレメントを接続。
下側のサブエレメントにはスタブとラジアルを取り付ける。
次の「関東UHF」では活躍してくれるはずだ。
コーリニア完成
アンテナは色々調査すると楽しいですね。
実験を楽しんで下さい。
多段コリニアは真ん中付近で放射していますよ。