厚木市にある七沢森林公園(厚木市の小高い丘と標高200m前後の低山)の北のはずれ桜山に行った。
理由は、簡単。人が少なく静かだから。この一帯は、本格的な山岳移動を始めるきっかけとなった場所だ。
当時は、こんな低山でも必死に、そして全力で登っていた。
冬には、落葉して視界もクリアだけど、この時期は、木の葉が視界を遮っていた。
それでも正面には新宿のビル街が見え、右手には、横浜ランドマークタワーが見えていた。普段は、ほとんど人には会うことがないが、3連休のせいか、最近整備されたトレイルランコースのせいか、普段の4,5倍の20人近くが桜山を訪れていた。
【尋ねられる】
「七沢森林公園は、どこですか?公園に戻りたいのですが?」
「ここは、七沢森林公園の北のはずれです。戻りは歩いて1時間半は、かかります。」と、ログに使っていたノートにコースのポイントを書いて渡した。
桜山→白山神社→展望台→むじな峠→物見峠→長い階段→巡礼峠→ながめの丘
彼女は、森林公園に無事に戻れたのか?
【聞こえた?】
12時に山頂へ来て、16時には下山を開始した。(といっても下りは片道20分ほどの距離だけど)
下山を開始してすぐに、子供2人を連れた家族に追い越された。その家族は、帰りを急いでいるのか?走るように下山をして、すぐに見えなくなってしまった。
一般道まであと5、6分というところに差し掛かったとき、先ほど追い抜いて行った家族が登山道を戻って来る。
道を間違えたのか?
「熊の鳴き声が聞こえたので引き返してきました。別の道で帰ります」
「そうですか?厚木の七沢は熊が里に降りてくる有名な場所です。白山の登山道でも鳴き声を聞きました。では、気をつけて!」
そのまま、下り始めると、家族連れが後に続いてきた、沢に降りる階段の手前でグウという低い鳴き声が聞こえた。
すると、家族連れのおとうさんが「今きこえましたか?」「聞こえました」
声は、聞こえても、熊の姿は見たことないなぁと思いながら歩いた。熊は、こちらの気配を察しているのか?
それからすぐに登山道を離れて街へ出た。
機材:
アンテナ
430MHz 10段コーリニアアンテナ
リグ
FT-817
その他
同軸ケーブル10m、10Ah(PC用3セル 11.1V)のリチウム電池を無線機で共用
●昼寝と、ゆっくりと交信を楽しんだ結果、4局としか交信出来なかった。
交信して頂いたみなさん、ありがとうございます。
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